先週の立冬は、雨でした。
寒いし、まさしく冬の始まりといった感じでした。
立冬の日の風景です。
シャルリエブドの襲撃事件もショックだったけど、今回のパリの同時テロは、、、。
パリは20代の頃に1年だけ住んでいたことがあるし、私には思い入れのある街。
1990-91年にいた頃、同じ寮にいたフランス人女子が「私はあまりデパートとか
人のたくさん集まるところはテロが怖いから行きたくない。」と言ってた。
プラスデボージュという広場が好きで時々行ってたけど、途中に通る肉屋にはテロ事件で
できた銃弾の跡をそのまま残してあった。忘れないために。
ちょうど住んでいた期間に湾岸戦争が始まったんだった。
だから母が私がいる間にパリに来ようとしたが、そのせいで父が止めて結局
来られずじまいだった。
パリの人たちは、テロの怖さを知っているんだよね、と日本人の友人とその時話したものだった。
その後、日本へ帰ってきて数年後に地下鉄サリン事件が起きた。
パリの友達が「東京のテロは大丈夫だった?」とメールをくれて、最初なんのことだかわからなかった。
地下鉄サリン事件が「テロ」という認識が私にはなかったから、、、。
「テロには屈さない」「テロに対して断固戦う」
その言葉には違和感を覚える。「テロ 対 私たち」という単純な二極対立じゃない気がするからだ。
どうしたらテロや殺し合いがなくなるのか、平和な世界が築けるのか、みなが考えていると思う。
殺されるかもしれないという恐怖や心配がなく、おいしい料理や果物を食べ、友人や家族と語らい、
自然と親しみ、音楽を楽しんだり、暖かい寝床で安心してぐっすり眠るのは、世界のどんな人に
とっても当たり前であってほしい。
世界中のテロでよく使われていて、安価に購入できるというカラシニコフ。
どこで誰が作っているの?
そういうのを報道してほしいな。