今日は昼過ぎまで我が家に缶詰で、アレンジ作業に勤しんでおりました。おかげさまで何とか締め切り前に間に合い、ホッとしております。
出来上がった原稿を封筒に入れてメール便に出しに出かけたら、だいぶ憂色がかった夏の終わりというか、秋の始まりかという空が広がっていました。今日はもしかしたら午後からにわか雨があるかも…といった予報も出ていましたが、結局のところは大丈夫だったようです。
そんな空を見上げていたら、またしても脳内オーケストラが勝手に頭の中で鳴り始めました。なぜこの曲なのかは分かりませんが、流れてきたのはモーツァルトの《ケーゲルシュタット・トリオ》でした。
ピアノ・クラリネット・ヴィオラという珍しい編成のこの曲は昔ヴィオラで演奏したことのある曲ではありますが、ここ最近はCDも聴いていませんし、記憶の片隅にも引っかかっていなかったような渋い曲です。それが頭の中でいきなり流れ始めて、どうにも止まらなくなってしまったのです。
こうなったら毎度のことで、ヘタに抗わずに大人しく鑑賞するに限ります。で、幸いYoutubeを見てみたら、オリジナル楽器でのアンサンブルの動画があったので載せてみました。多少余計な装飾音符をつけて演奏しているのが気にはなりますが、フォルテピアノ(モーツァルトの時代のグランドピアノ)と古楽器のクラリネットとヴィオラのトリオという独特な響きのアンサンブルは、なかなか面白いものです。
因みに私的初演時には、モーツァルト自身がヴィオラを演奏したのだそうです。実際に演奏してみると分かるのですが、結構オイシイところでヴィオラにメロディが回ってくるのは勿論、伴奏形のところでもなかなか面白いことをやっているので、ヴィオラ弾きとしては演奏していて物凄く楽しい曲なのです。
この動画を観て、また久しぶりに誰かと演奏してみたいなぁ…と、密かに思ったりしたのでありました。皆さんもひと時、この渋い響きを御堪能下さい。
Mozart's "Kegelstatt" Trio Performance
出来上がった原稿を封筒に入れてメール便に出しに出かけたら、だいぶ憂色がかった夏の終わりというか、秋の始まりかという空が広がっていました。今日はもしかしたら午後からにわか雨があるかも…といった予報も出ていましたが、結局のところは大丈夫だったようです。
そんな空を見上げていたら、またしても脳内オーケストラが勝手に頭の中で鳴り始めました。なぜこの曲なのかは分かりませんが、流れてきたのはモーツァルトの《ケーゲルシュタット・トリオ》でした。
ピアノ・クラリネット・ヴィオラという珍しい編成のこの曲は昔ヴィオラで演奏したことのある曲ではありますが、ここ最近はCDも聴いていませんし、記憶の片隅にも引っかかっていなかったような渋い曲です。それが頭の中でいきなり流れ始めて、どうにも止まらなくなってしまったのです。
こうなったら毎度のことで、ヘタに抗わずに大人しく鑑賞するに限ります。で、幸いYoutubeを見てみたら、オリジナル楽器でのアンサンブルの動画があったので載せてみました。多少余計な装飾音符をつけて演奏しているのが気にはなりますが、フォルテピアノ(モーツァルトの時代のグランドピアノ)と古楽器のクラリネットとヴィオラのトリオという独特な響きのアンサンブルは、なかなか面白いものです。
因みに私的初演時には、モーツァルト自身がヴィオラを演奏したのだそうです。実際に演奏してみると分かるのですが、結構オイシイところでヴィオラにメロディが回ってくるのは勿論、伴奏形のところでもなかなか面白いことをやっているので、ヴィオラ弾きとしては演奏していて物凄く楽しい曲なのです。
この動画を観て、また久しぶりに誰かと演奏してみたいなぁ…と、密かに思ったりしたのでありました。皆さんもひと時、この渋い響きを御堪能下さい。
Mozart's "Kegelstatt" Trio Performance