今日はコンサートの本番に出演するため、錦糸町にあるすみだトリフォニーホールに来ました。ほぼ半期に一度ここに来ていますが、いつ見ても大きなホールです。シューボックス型という立方体のホールの正面には大きなパイプオルガンが据えられ、このホール独特の雰囲気を作り上げています。
今回のプログラムは、前半はモーツァルトの最後の歌劇《皇帝ティトゥスの慈悲》序曲とハイドンの交響曲第99番変ホ長調、メインはモーツァルトの交響曲第40番ト短調でした。アニバーサリーとしては微妙ですが、今年がモーツァルトの生誕260年で、しかも明日はモーツァルトの命日ということですから、その事に敬意を表してこんなプログラムになったようでした。
リハーサルでは本番の会場での音の響き方をチェックしながら、全体のバランスを整えていきます。何しろ練習スタジオとは、箱の大きさは言うに及ばず床面積も天井の高さも違いますから、始めのうちは探り探りになることが殆どです。
それでも半期に一度ここに来ていると、何となくホールのクセのようなものが分かってくるので、以前ほどは悩まなくなってきたように思います。
個人的に今回は、先月先輩から頂戴した楽器を使うことにしました。
数年間演奏されていなかったため若干音がおねむなのですが、これから時間をかけて少しずつ鳴らしていくことにしていました。しかし、時にはショック療法も必要だろう…と判断して、いきなりではありますが本番の舞台に乗せてみることにしたのです。
いきなりガッチリした演奏会のステージに連れてこられて始めは楽器も当惑気味に思えましたが、それでもかつては様々な演奏会で活躍していた子ですから、すぐに順応していきました。前任者がキチンと育て上げて下さっていただけあって非常にクリアな音色で、ハイドンやモーツァルトといった古典派の音楽作品によくマッチします。
手の小さな私にとって、この38㎝というヴィオラとしては小柄な楽器は非常にドライブしやすくて、本番も楽しく演奏することができました。これから42㎝とどう使い分けていくか、じっくりと思案したいと思います。
無事に本番を終えてホールの外へ出てみたら、楽屋口の脇に
こんなイルミネーションが輝いていました。いかにもコンサートホールらしくて素敵でした。
レセプションもそこそこに切り上げて外へ出たら、予報通り雨が降り始めていました。この雨を境に火曜日辺りからまた気温が下がるようなので、体調を崩さないように気をつけようと思います。
今回のプログラムは、前半はモーツァルトの最後の歌劇《皇帝ティトゥスの慈悲》序曲とハイドンの交響曲第99番変ホ長調、メインはモーツァルトの交響曲第40番ト短調でした。アニバーサリーとしては微妙ですが、今年がモーツァルトの生誕260年で、しかも明日はモーツァルトの命日ということですから、その事に敬意を表してこんなプログラムになったようでした。
リハーサルでは本番の会場での音の響き方をチェックしながら、全体のバランスを整えていきます。何しろ練習スタジオとは、箱の大きさは言うに及ばず床面積も天井の高さも違いますから、始めのうちは探り探りになることが殆どです。
それでも半期に一度ここに来ていると、何となくホールのクセのようなものが分かってくるので、以前ほどは悩まなくなってきたように思います。
個人的に今回は、先月先輩から頂戴した楽器を使うことにしました。
数年間演奏されていなかったため若干音がおねむなのですが、これから時間をかけて少しずつ鳴らしていくことにしていました。しかし、時にはショック療法も必要だろう…と判断して、いきなりではありますが本番の舞台に乗せてみることにしたのです。
いきなりガッチリした演奏会のステージに連れてこられて始めは楽器も当惑気味に思えましたが、それでもかつては様々な演奏会で活躍していた子ですから、すぐに順応していきました。前任者がキチンと育て上げて下さっていただけあって非常にクリアな音色で、ハイドンやモーツァルトといった古典派の音楽作品によくマッチします。
手の小さな私にとって、この38㎝というヴィオラとしては小柄な楽器は非常にドライブしやすくて、本番も楽しく演奏することができました。これから42㎝とどう使い分けていくか、じっくりと思案したいと思います。
無事に本番を終えてホールの外へ出てみたら、楽屋口の脇に
こんなイルミネーションが輝いていました。いかにもコンサートホールらしくて素敵でした。
レセプションもそこそこに切り上げて外へ出たら、予報通り雨が降り始めていました。この雨を境に火曜日辺りからまた気温が下がるようなので、体調を崩さないように気をつけようと思います。