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共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

ワッフル完食!

2018年11月28日 22時40分22秒 | カフェ
今日は小春日和と呼ぶに相応しい、暖かな一日となりました。何なら出勤時に上着を着てきたことを、若干悔やんだくらいです。

さて水曜日、あざみ野の教室に行く前に、今日も《雫ノ下珈琲》に立ち寄りました。早くも三度目の来訪となり、マスターさんともだいぶ気軽にお話出来るようになってきました。

メニューを広げて、今日はブラジルをお願いしました。それと一緒に、ちょっと悩んだのですがワッフルもオーダーしてみました。

実は個人的にワッフルがあまり得意ではありません。というのも、私はバターの焦げたニオイがどうにも苦手で、あのニオイを嗅いだだけで食欲を無くしてしまうのです。なので、かつてベルギーワッフルが全国的に流行った時はバターとワッフル独特のパールシュガーとが合わさって焦げたニオイがそこいら中から漂いまくっていて、私にとって地獄でした。特に渋谷の銀座線の改札を出て外へ出る時にどうしても通らなければならない通路の、よりによってど真ん中にベルギーワッフルの販売ブースが出来てしまった時には、鼻をつまんで出来る限りのスピードでそのブースの前を駆け抜けたものでした。まともにニオイを嗅いでしまったら、恐らく戻してしまっていたでしょう。

そんな人間が、どう魔が差したかワッフルを頼んでみようと思い立ったわけです。自分でもちょっと驚きましたが、オーダーしたからには…ということで、粛々と待つことにしました。

やがて、目の前に焼き立てのワッフルが運ばれてきました。さて、どうしたものか…と恐る恐るナイフを入れてみたら、ワッフルにありがちなホワンとした感触ではなく、どちらかと言うとパリッとした感触が伝わってきました。内心

『おっ?!』

と思いながらクリームをつけて口に運んでみたら…

『…お、美味しい!』

何と、ちっともバター臭くなく、程良くパリッとした歯応えのある美味しいワッフルだったのです!これはイケる!と確信してからは早いもので、添えられたクリームやメイプルシロップをフル活用して、アッという間に完食してしまったのでありました。

マスターさんにお話を伺ったところ、このワッフルの生地にはクロワッサンに使うものと同じものが使われているのだとか。だから変にモチモチし過ぎずに、むしろパリッとした食感になるわけです。また、クロワッサン生地にバターが入っているため鉄板に落とすバターの量が通常のワッフルよりも少なくて済むようで、それ故に私の苦手な焦げバター臭がしないということも分かりました。

当初、マスターさんもワッフルを始めるにあたっていろいろと考えたそうですが、この生地との出会いでお店のメニューに採用することを決めたのだとか。私としても、こんなワッフル生地が存在してくれていたことが何より幸いでした。因みにこちらのワッフルメニューにはフルーツのトッピングされたもの等いくつか種類があるので、何なら全ワッフルメニューを制覇してみてもいいかも知れない…と、密かな野望が増えました。

今月オープンしたばかりのお店ですが、マスターさん曰く、少しずつでいいから豆の種類やメニューを増やしていったり、月替りのメニューを考案したりする予定とのことでしたので、そういった楽しみも増えました。興味のある方は、東急田園都市線あざみ野駅下車徒歩五分にあるこちらのお店にいらしてみて下さい(ただし、木曜日が定休日です)。
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