今日は昨日の晴天から一転、冷たい雨の降り続く空模様に支配された一日でした。新型コロナウィルス対策で外出を控えて自宅で鬱々と過ごしている身に、この冷たい雨は辛いものがあります。
しかし、そんな中で嬉しいことがありました。今日、我が家に郵便小包が届いたのです。
差出人は、今でも年賀状のやり取りが続いているかつての大人の生徒さんでした。ちょっと重めの荷物を荷解きしてみたら、中にこうした食糧品が入っていたのです。私が音楽教室や演奏活動が出来なくなって生活に窮しているのではないかと心配して下さって、わざわざ送って下さったものでした。
何だかもう…これらを見ながら視界がボヤけるのをこらえるのに大変でした。
こういうことをしてくれそうな両親も他界している身としては、教室を辞められて随分経つのにも関わらずこうして心配して下さる方がいるということが堪らなく嬉しく、有り難いことだと思うのです。きっと御自身だって大変なことには違いないはずなのに…もう、感謝してもし切れません。
こうした御縁を頂く度に、私が今まで関わってきた生徒さん達にしてきたことは間違っていなかったのかな…と思わされます。こういうことをがあるから、音楽教室は止められません。
引き籠もることに慣れているとは言いながらも流石にちょっと苦痛になっていた心に、暖かな明かりが灯ったような気持ちになることが出来ました。もうしばらくは、コロナウィルスと対峙出来そうです。