2020年も残すところあと三日、いよいよ年の瀬感が迫ってきました。
そんな中、今日は一ヶ月ぶりに日暮里の夕焼け酒場に出かけました。
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毎月29日にはこちらで開店○ヶ月記念の定額飲み放題宴会が開催され
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多くのお酒が用意されます。今回も室内換気とソーシャルディスタンスを十分に保って、そこそこ賑やかに開催されました。
今回の宴会の目玉は何と言っても
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『ベートーヴェンチクルス』、つまりベートーヴェンの9曲ある交響曲の全曲鑑賞会です。クラシック音楽とお酒が楽しめる夕焼け酒場店主ならではの企画です。
今回の鑑賞会に用意されたのは
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20世紀のドイツ音楽界の巨匠ヴィルヘルム・フルトヴェングラーによる録音です。様々な年代の録音が混ざっていますが、それでもフルトヴェングラーならではの重厚かつ壮大なベートーヴェンの世界観が繰り広げられていきます。
特にラストの第九は、名盤の誉れ高い1953年にバイロイトで収録されたライブ録音です。戦中にナチスに加担したとされる罪に問われて音楽活動を制限されていたフルトヴェングラーが華々しく復活を遂げたコンサートだけに、演奏後の聴衆の熱狂的な拍手は感動的です。
新型コロナウィルスに翻弄されて遂に第九を演奏すること無く2020年を終えようとしていましたが、今日こうして巨匠の第九を聴けたことは幸せなことでした。それでも、来年にはまたコンサートで演奏できるような世の中になっていることを願って止みません。