今日は一日、自宅でデスクワークをしていました。その中で何をしていたかというと、
5年生が音楽の授業で習う《風とケーナのロマンス》というリコーダーの曲の楽譜を書き換えていました。
以前登場した《星笛》同様、この曲もいい曲なのですが、音符が混み合っていて支援級の子どもたちが譜読みをするにはかなりハードルが高いのです。そこで、
はじめは二段譜にしてみたのですが、これでもまだ彼らにとっては読みにくいものになってしまいました。
なので、最終的に
上下のパート譜をバラバラにしてみました。これだとハモリ譜を読みながら演奏させるという教科書の主旨からは外れてしまいますが、あくまでもきちんと演奏できるようにすることに主眼を置けば、一番妥当な形だと思います。
別に誰かに頼まれたわけではないのですが、楽譜が読めなくてアタフタしている子どもたちを見ていて放っておけませんでした。これで彼らが、少しでも通常級の子たちと一緒に演奏できるようになれば…と、密かに願っています。
《風とケーナのロマンス》の演奏動画があったので、転載してみました。何ともフォルクローレチックなリコーダーデュエットを、是非聴いてみてください。