すっきりと晴れ渡った秋晴れの空の下、今日も小田原の小学校勤務をしてきました。日中は21℃まで気温が上昇し、厚手の長袖だと暑く感じるくらいでした。
そんな小学校勤務を終えてから、今日は
小田原城址公園に寄り道してみました。現在こちらでは毎年恒例の菊花展が開催されているので、それを観に来たのです。
本丸広場に設えられた展示場には
この日のために愛好家たちが手塩にかけて育て上げた菊の鉢植えが並んでいました。
厚物もなかなか見応えのあるものばかりで、中でも
農林水産大臣賞を受賞したこの厚物は圧巻でした。
また、三本立てや五本立てといった大物は勿論、
福助作りや
だるま作りといった愛らしい小ぶりの菊も多数展示されていました。そして、この展示会で初めて知った
菊の盆栽も並べられていましたが、菊も育て上げれば木化するのだな…と、改めて感心しました。
勿論、私が個人的に好きな
細管咲きの菊もズラリと居並んでいました。中でも
小田原市長賞を受賞したこちらの細管咲きは堂々たる居住まいで、一際存在感を誇っていました。
そして、一際人々を引き付けていたのが
懸崖作りの鉢でした。いずれ劣らぬ大作ですが、ここまで仕上げるために一体どのくらいの歳月をかけたのでしょうか…。
そして、今回も
小田原城のジオラマが登場していました。盆栽やざる菊など様々な菊に彩られたミニ小田原城の光景は実に美しいもので、観光客がこぞって写真撮影していました。
この菊花展は今月15日㈫まで、小田原城址公園本丸広場で開催されています。興味とお時間のある方は、是非おいでになってみてください。