今年度、私は知的級の担当になったことは以前にも書いたと思います。当然のことながら前年度の情緒級の子たちとは違った特徴の子たちがいるので、頭を切り替えて取り組む必要に迫られています。
一部の知的級の子たちの特徴のひとつとしてその時自分の興味が向いた方に思考が偏ってしまい、先生の話を聞いたりノートをとったりということをしなくなることがあります。そのため一旦興味が偏ると、授業中だろうが何だろうが大人の一切言うことを聞かなくなるという現象が発生することが儘あります。
そんな時にどうするかというと、手持ちサイズのホワイトボードに最低限ノートに書くべきことを書いて彼らの目の前に置きます。すると、ビジュアルを刺激された彼らの手が動いてノートをとるようになるのです。
ホワイトボードとマーカーは学校から借りられるのですが、マーカーが黒板サイズの大きなボードのもののため、高学年の子たちの板書の漢字を書くには太過ぎてしまうのです。一応細字のマーカーをお願いしてはあるのですが、購入申請してから実際に手元に届くまでには、どうしても時間がかかってしまうのです。
そこで、今日は厚木の有隣堂に行って
極細タイプのホワイトボードマーカーを買ってきました。書けなくなるといけないので、付け替えカートリッジも併せて購入しました。
これで、高学年向けの画数の多い漢字も潰れずに書けるようになると思います。早速、明日の授業で使ってみることにします。