今日は昨日の豪雨にやられたズボンも含めて、たまっていた洗濯物を一気に済ませました。ついでに、何となく仕舞いそこねていた上着半袖シャツも洗濯して来季までお休みいただくことにしました。
さて、コインランドリーでの洗濯というのは至極ヒマなもので、洗濯機や乾燥機に洗濯物をぶちこんでしまうとやることがありません。なので、暇潰しに買っていったセブンイレブンのあんパンを食することにしました。
パンに限らず最近のセブンイレブンのプライベートブランド商品には、デザイナー佐藤可士和氏による統一したフォントが使われています。それはあんパンも例外ではなく、パッケージには
ゴシック体のわりとゴツい感じのフォントが印刷されています。
ところで商品名である『こしあんパン』の下に英訳も書かれているのですが、それを見てみると
『Smooth Sweat Red Bean Paste Bun』
と書かれています。直訳すれば『滑らかな甘い赤豆ペーストバンズ』となるのでしょうが、こうなると商品名というより説明文です。じゃあ『つぶあんぱん』の英語はどうなるのかと思って見てみたら
『Coarse Sweet Red Bean Paste Bun』
つまり『粒の粗い甘い赤豆ペーストバンズ』とのことでした。
まぁ、どちらもその通りと言えばその通り…なのですが、こうして改めて文字に起こされてみると、日本語なら『こしあん』『つぶあん』と平仮名4つで済むところを、英訳するとなるとかなりの字数を駆使しなければならないということが分かります。元来欧米諸国では豆を甘く煮てスイーツに使うという概念そのものがないそうなので、こんな文章になってしまうことも恐らく仕方無いことなのでしょう。
もっとも、英訳文を印刷したからといって外国人があんこを受け入れて食べるかどうかは、また別の話でしょう。もしかしたらこの英文も、外国人へのあんこの説明というよりデザインの一部といったところなのでしょうか。