秋の彼岸に入って、日増しに涼しさが感じられるようになってきました。昨日眠れなかった分なのか、今日はゆっくりと眠れたような気もしています。
今日は本当なら埼玉県日高市に出かけるはずでした。以前にも行ったことがあるのですが、日高市の高麗川沿いにある巾着田というところでは毎年この時期になると
広葉樹林の中に夥しい数の曼珠沙華が咲き誇り、多くの観光客が訪れています。上の写真は2016年に一人で行った時に撮影したものです。
今年、久しぶりに友人と行ってみようと思っていました。しかし、事前に日高市のHPをチェックしてみたところ、何と新型コロナウィルス対策として、人が密集してしまわないように全て刈り取ってしまったというのです!
さすがにこれでは行く意味が無いと友人に知らせたところ、かなり楽しみにしていたこともあってか友人はガッカリ。でも
「まぁ、こんな御時世だし仕方ないよね…。」
と力無く言っていました。
本当なら
木漏れ陽に照り映える一面の曼珠沙華を彼に見せてあげたかったのですが、何しろ敵はウィルスですから、こればかりはどうしようもありません。
この巾着田も、昨年の台風19号で高麗川が氾濫した際にかなりの曼珠沙華の球根が流されてしまったらしく、地元の人たちの尽力で新たに球根を植え直したりしてこの時期に間に合うよう備えていたそうです。それだけに、折角植えた曼珠沙華の花を全部刈り取らなければならなかった関係者各位の思いたるや、想像すらできません。
木漏れ陽に照り映える一面の曼珠沙華を彼に見せてあげたかったのですが、何しろ敵はウィルスですから、こればかりはどうしようもありません。
この巾着田も、昨年の台風19号で高麗川が氾濫した際にかなりの曼珠沙華の球根が流されてしまったらしく、地元の人たちの尽力で新たに球根を植え直したりしてこの時期に間に合うよう備えていたそうです。それだけに、折角植えた曼珠沙華の花を全部刈り取らなければならなかった関係者各位の思いたるや、想像すらできません。
今までにも新型コロナウィルスは、数々のイベントごとを中止や延期に追い込んできました。しかし、まさか花まで刈り取らなければならなくなるとは…。
せめて来年の今頃には事態が沈静化して、またこうした光景が憂いなく楽しめるようになってくれることを願わずにはいられません。