今日も朝から冷え込む一日となりました。電気代を気にして暖房を切って寝ていたのですが、明け方のあまりの寒さに勝手に目覚めてしまったほどでした。
こう寒いと、とにかく温かくて滋養のあるものが食べたくなります。と、そんな時に今日のことを調べてみたら、今日1月22日は『カレーの日』なのだそうです。
これは1982年に全国学校栄養士協議会が、学校給食メニューにカレーを普及させることを目的として制定したものです。今や立派な国民食となったカレーですが、それを普及させるための記念日があったことに驚きました。
実は、このタイミングで昨日我が家に届いたものがありました。それが
『信玄どり手羽元カレー』です。これは、先日私が楽譜を書いてお送りした甲府市にお住まいのピアノの先生から、返礼品のひとつとして頂いたものです。
これは先生の御主人が管理獣医師として勤められている農場で飼育された鶏の手羽元を使ったカレーで、ふるさと納税の返礼品として開発された商品とのことです。
で、実際に調理してみると
こんな感じで、立派な手羽元が丸々一本ドン!と入っています。見た目濃い目の色ですが、辛さはマイルドで優しい味わいでした。
ところで、今日1月22日のもう一つのアニバーサリーは『ジャズの日』なのだそうです。これは東京都内の老舗ジャズクラブのオーナーらによって結成されたJAZZ DAY実行委員会が2001年から実施しているもので、JAZZの"JA"が英語の1月Januaryの先頭の2文字であることと、続く"ZZ"が"22"に似ていることから決められたとのことです。
私事で恐縮ですが、私の親戚がかつて喫茶店を経営していて、そこに行くと必ずBGMとしてジャズのレコードがかかっていました。その中で私が好きだった曲のひとつが、デイヴ・ブルーベック・カルテットの《テイク・ファイヴ》でした。
《テイク・ファイヴ》はデイヴ・ブルーベック・カルテットの1959年のアルバム『タイムアウト』に収録されたジャズ曲です。作曲家・ジャズサックス奏者のポール・デズモンド(1924〜1977)が作曲したこの曲は、曲名の由来にもなった珍しい5/4拍子を使用したことで有名な作品です。
1959年にコロムビアの30丁目スタジオで録音されたこの曲は、デイヴ・ブルーベック・カルテットの最も有名なレコードとなりました。その年にニューヨークで行われた初演では。独特で覚えやすいサックスのメロディと創造的で力強いドラムソロで一気に有名になりました。
子どもの頃、喫茶店という大人っぽい雰囲気の空間に流れる5拍子のジャズが何だか大好きでした。考えてみればかなりマセたガキンチョですが、そんなガキンチョをも魅了するような魅力が、このジャズナンバーにはあると思うのです。
そんなわけで、今日はデイヴ・ブルーベック・カルテットによる《テイク・ファイヴ》の演奏をお楽しみいただきたいと思います。5拍子に揺蕩う、この上なくお洒落なリズムとメロディをご堪能ください。