2012年11月23日(金)曇り
11月の三連休、福岡出張の帰りに実家にたち寄り、久々に、
畑仕事のお手伝いをして来ました。
今年78歳の父は、教職員を退官後、74歳の母と夫婦二人、
田舎で悠々自適の菜園ライフをエンジョイしていますが、
最近では、近所に出来た道の駅(わぎえの里)にほぼ毎日、
収穫した野菜や自分で加工した農産品を出荷して、結構、忙しい老後を送っています。
この日は、大生姜と金時人参の一部の掘り上げと、平飼いしているニワトリの餌やり&卵の回収、
これらを、きれいに洗って包装し、道の駅に持って行って出荷するわけです。
勿論、値決めも、自分で行います。丹誠込めて作った野菜なので、
自分で納得した価格で売りたいのも人情、高いと売れ残るし、
余りに安過ぎても、周りの業者から「価格破壊だの・・なんだのと」嫌味を言われたりと、
中々難しいそうですが、本人達は、そんな駆け引きも含め、楽しんでいるようです。
近頃、田舎から送られてくる、柚子ゴショウやカボス酢の包装が、やけに手が込んでいるなあと思ったら、
こう云う事だったのね。(笑)
現在、日本人の「平均寿命」は、男性79歳、女性86歳、
これに対して、「健康寿命」は、男性70歳、女性74歳、
この平均寿命との差が、今、深刻な問題となっている、要介助期間、
即ち、誰かの介助がなければ、自力で生活できない期間が10年以上ある訳で、
いかにその差を縮められるかが大きな課題となっています。
この現状を知ってかしらずか、うちの両親は、まだまだ、息子以上に元気なご様子!
本当に有難い事です。
いつまでも、健康で夫婦仲良く、野良仕事を楽しみながら
長生きしてくれる事を願うばがりでした。