今年も、実家の近くの海で採れた「豊前一粒牡蠣」が届きました。
牡蠣は、鮮度が命! 採れたての殻つきとスーパに並んでいるパック詰めの剥き身では、
全く味のレベルが違います。
「牡蠣は、生に限る」と云われる場合は、鮮度の良い牡蠣が前提ですね。
上の写真は、生牡蠣の上の殻を外した状態で並べたものです。
このまま、カボスを絞りかけ、天然塩を少しだけ振って食べても、実に美味い。
ただ、人によっては、少し蒸した牡蠣の方が好という人も多く、勿論、
「焼がき」が一番美味いという人もいます。
私は、生も好きですが、蒸しも焼も大好きです。
そこで、今回は、以前「美味しんぼ」という漫画に掲載されていた牡蠣料理で、
蒸しと、焼の良さが両方楽しめる、中華料理の「清蒸魚風」に仕上げてみました。
これがまた美味い! 牡蠣が苦手だったうちの子供達も好んで食べるようになりました。
【材料】 (4人分)〔換算:小さじ=5ml 大さじ=15ml カップ=200ml 1かけ=10~15g〕
・牡蠣 ・・・・・・・・・・・8~10個(中)
・長ネギ ・・・・・・・・・・・1本
・香菜(パクチー)・・・・・・・・2~3本(今回は、乾燥香菜 1ツマミ)
・落花生油(ピーナッツオイル)・・100ml
(調味料:A)
・紹興酒 ・・・・・・・・・・・2切れ
・醤油 ・・・・・・・・・・・2枚(芯の少ない部分)
【作り方】( 調理時間、約 15分 )
1)牡蠣は、上の殻を外し、軽く洗って蒸し皿に並べ、調味料Aをふりかけておきます。
2)長ネギは白髪ネギにし、香菜を刻んで、牡蠣の上に振りかけておきます。
(今回は、生のパクチーが無かった事もあり、また、家の嫁が生パクチーが苦手なので
乾燥したもの[写-1]を使用しました。)
写-1 写-2
3)今回は蒸し器ではなく、ダジン鍋[写-3]を使いました。
鍋に軽く水を敷、蓋をして強火で一気に加熱します。
沸騰し蓋が湯気でガタガタしはじめたら、火を弱めて30秒程そのまま蒸らしたら
蓋を開けて[写-4]、食べる分だけ、殻ごと器にもります。(あまり蒸し過ぎないのがポイントです)
写-3 写-4
4)この間、小鍋にとっておいたピーナッツオイル[写-2]を煙りが出るくらいまで加熱し
3)の牡蠣の上から回しかけます。
5)ジューという音と香ばしい牡蠣の香りがしたら完成です。
今夜は、久々に紹興酒で一杯です。 美味い!(^ ^!