今日は、二十四節気の芒種、大安、吉日です。
芒種の、芒(のぎ)とは、イネ科の植物の花についている針のような突起のことで、
「芒(のぎ)のある穀物や稲や麦など穂の出る穀物の種をまく季節」を意味しますが
実際の種播きは、これより随分早くから行われ、関東でもあちらこちらで田植えが
始まっています。
畑も紫陽花(アナベル)が、咲き始めました。梅雨入りも間近ですね。

今日は、絶好の菜園日和ですが、お日柄も良く、従姉妹の娘さんの結婚式に参列の為
畑の野良仕事は、お休み。まさしくジューンブライドです。
この、「6月の花嫁は、幸せになれる」という言い伝えは、ヨーロッパが発祥ですが、
この由来には3つの説があるのだとか。
1)女神「JUNO」説
ローマ神話で結婚をつかさどる女神である「JUNO」に由来しており、
6月は結婚や女性を守護する「JUNO」の月で、この月に結婚する花嫁はきっと幸せになるだろう、
という説。
2)結婚解禁説
ヨーロッパでは3月、4月、5月の3ヶ月間は、農作業の妨げとなることから、
結婚が禁じられていたそうで、結婚が解禁となる6月に結婚式を挙げるカップルが多く、
多くの人から祝福される6月の花嫁は幸せになれるだろう、という説。
3)気候・季節説
ヨーロッパの6月は1年の中で最も雨が少ない月で、気候なども適していて、
「復活祭」が行われるお祝いムードの月でもあるので、多くの人から祝福される6月の花嫁は
幸せになるだろう、という説。
たしかに日本は、梅雨入りで雨が多く、昔は、6月の結婚が1年で一番少なかったそうです。
困ったホテルのある支配人が、売上アップの企業戦略で、ヨーロッパの風習を宣伝したのが
始まりのようです。なんだか、「バレンタイン」に似てますね。
色鮮やかな畑のスカシユリも、このJune Brideを祝福してくれているようです。

