東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

向島土手の桜

2017-04-05 | 風景
  江戸の街もだんだんと発展を遂げ
  その範囲が向島あたりまで広がってきた、
  そこで吉宗は隅田川の土手に桜を植え
  庶民に楽しみを与えたのが始まりとされている。


  

     隅田公園から向島まで続く向島土手、
     ママチャリを押して歩いたけどカメラさんには邪魔になったかな。




  

     隅田公園からこの言問橋で土手に上がってきて振り返ってみた
     この向こうが浅草・吾妻橋、明日はこの吾妻橋あたりを歩いてみよう。




  

     江戸の花見の名所として上野の山が賑わったけど
     将軍家の墓所、ドンチャン騒ぎは禁止されていた。
     吉宗はここ向島と王子の飛鳥山に桜を植えて
     江戸の庶民に花見の場所を提供した。




  

     桜の咲く土手の斜面には一面の菜の花。




  

     土手沿いには屋台も並ぶ、
     その前にはゴミ箱も準備され至れり尽くせり。
     向こうの黄色い橋は人道橋、桜橋。




  

     その桜橋、上空から見るとX型をしているけど地上からはそれを見ることは出来ない。




          

          隅田川と分かれて街へ下る、
          桜もちで有名な長命寺の横には真っ白なオオシマザクラが咲いていた。

          チョ~どうでもいい雑学。
          関東の、「桜餅」はクレープのような焼き皮製の生地であんこをそっとくるんだもの。
          関西では、つぶつぶもちもちの生地であんこをしっかり包んだもの。
          関東のものは、別名「長命寺(ちょうめいじ)」といい、
          関西のは「道明寺(どうみょうじ)」といいます。




  

     文字通り花より団子、
     長命寺とは道を挟んで「言問団子」、串に刺してなく丸いままの大きな団子です。

     ここを道なりに行くと10分くらいで百花園、
     さらにいま歩いてきた土手の下が向島の花街。
     そして三囲神社(みめぐりじんじゃ)、弘福寺、長命寺と
     隅田川七福神が並んでいる。
     百花園と隣の白鬚神社にも七福神は祀られていて
     花街と寺町が混然一体となった独特の雰囲気を醸し出している。

     次回は春のうららの隅田川などを。
                                           4月3日 隅田川・向島土手
          

コメント (2)
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