東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

最後のアジサイが

2018-08-16 | 風景
  5月に咲き始めたアジサイ、
  いろいろ咲いて最後のアジサイが咲いている。
  いろいろな花のその後の様子など
  集大成を迎える花も多いこのごろです。


  

     最後のアジサイはタマアジサイ、玉アジサイの名がついているように
     ツボミが球形です。
     何個か集まっていた花が咲いていきます、
     玉ねぎを剥くようにガクが開いていきます。




  

     だんだんとアジサイらしい形になって装飾花が飛び出しました。




  

     とりあえず大雑把に完成、あと微調整して一丁上がりですね。
     この木のほかにもう1,2本あってそっちの方はもっとずーっとアジサイらしい、
     6月に咲くアジサイに比べても何ら遜色なくきれいなんだけど今年はまだ咲く気がないみたい。
     ひょっとしたらこのやや不自由なタマアジサイだけで終わるのかもしれない。




  

     さてこれは「ツクバネウツギ」のガクの部分、
     この根元の長いのが種子で熟れるとガクがプロペラのように回転して遠くまで飛んでいく。




  

     ツクバネウツギの"ウツギ"は"空木"、茎は中空になっている。
     話をまとめてみよう、ツクバネウツギは漢字で書くと「衝羽根空木」
     羽根つきの羽根のようなガクを持っていて茎が中空の植物という命名ね。




  

     ヒオウギの種子が入った袋、
     花が散るとすぐにどんどん大きくなる、種子は十分に成長するとサヤが弾け中から顔を出す。
     真っ黒な実は「ヌバタマ」といって万葉集などの和歌の枕詞として有名だ。




  

     網ほおずき・・・・・!
     え、違うの?。

     花もいいけど花の後を追跡するのも面白いですね。
     ほとんどの人は花の後は追いかけないけど
     気が向いたら気にしてみると面白い。
     え、こんなになっちゃうの、
     こんな種子が出来るの、、、。
     百花園のように花が終わってもずっとそのままの状態が
     残っているようなところがあれば経過観察をしてみたらいかがでしょう。

          data: 撮影 8月11日 向島百花園
          





コメント (2)
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