東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

吉原弁天に咲く彼岸花

2019-10-02 | 風景
  吉原弁天にも彼岸花が咲いていた、
  いろいろな石仏や記念碑に寄り添って。
  この狭い境内に数多くある記念碑や慰霊碑と石仏、
  それらの間に赤い色を点々と置いたように彼岸花が咲いていた。


          

          弁天さまのお堂は少しづつ変わっているみたいだ、
          ずーっと前に撮ったのを見たら、あれここ変わっている、ここも。
          現に今もこの裏側の壁の絵は新しい絵に変わろうとしている、
          このお堂は現在進行形なんだね。




  

     石仏というか野仏というかたくさんの仏像が置かれている境内、
     一番映えるのは今の時期だろうかそれぞれに彼岸花が寄り添っている。




  

     後ろにある碑は何だろう、
     ずーっと調べてるけど手がかり足掛かりさえまだない。




  

     いろいろな碑や石柱に押しつぶされそうになりながらお不動さんも、
     いつの時代のものだろう
     お顔や大きな剣にも時間の経過が偲ばれる。




  

     「花吉原名残碑」
     "二神出世この方 男女相聞の道開け"、、、
     で始まるこの碑は歴史的文化的に吉原を説き
     往時を偲んでいる。
     そして、"二万七千余坪悉く分散して
     辛くも瓢池一半を残すのみ、ここに有志がこの碑を建つるは
     麗人吉原が悲しき墓標の営みなりけり"、、、と結んである。




  

     その瓢池一半となった水面には今日も鯉が無心に群れ泳いでいた。




  

     弁天堂の壁面には彼岸花が描かれていた。
     鈴を鳴らす綱がいかにも弁天さまらしくたくさんの鈴で飾ってある、
     この格子の扉の上の方の狭い隙間から弁天様を拝む。




  

     私の知ってる弁天さまの中でも最も美しい弁天さまがそこに、
     美しい女性の代名詞となった弁天さま、これを見て納得。




  

     ふと目に入ったムクゲの花、
     まるで比翼塚のように二つ並んで咲いていた。




  

     白く塗りつぶされていたお堂の背面の壁に
     新しく下書きが描かれていた。
     また新しい画が描かれるみたいだね
     どんな絵になるんだろう、楽しみに待っていよう。

     日曜日のまだ早い時間と言える時間にも
     いろいろな人たちがお詣りに訪れる、
     私がカメラを持って邪魔していたのでそのまま帰る人もいた
     ごめんなさいね。
     ちょっと離れた吉原神社でも同じで
     ひっきりなしにお詣りの人の姿がある。
     ほとんどが近くの人たちみたい、
     街の姿は変わっても古の文化は生き続けている
     ひょっとしたらここは異空間かもしれない。

          data: EOS70D/EF17-40mm 1:4。 撮影 9月29日 吉原弁天
          
コメント (2)
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