百花園からの帰り道にある法泉寺、
庭に大きなサンゴシトウがあります、
ベルモント公園のアメリカデイゴが咲いたら
ここのサンゴシトウも盛りになります。
大きなサンゴシトウの木が赤く染まっていた、もう満開だね。
サンゴシトウ(珊瑚刺桐)。
ブラジル原産のアメリカデイゴと、メキシコ原産の
エリスリナ・ヘルバケアとの交配種で、オーストラリアで育種されました。
6月から8月頃にかけて開花。
刀のような形の花、真っ赤な南国のイメージ。
名前の由来。
赤くいっぱい咲く花 → 「珊瑚」
枝葉に少々トゲあり → 「刺」
葉っぱが桐みたい → 「桐」。
ヒシバデイゴとも呼ばれています。
気温さえあれば年中開花します、耐寒性も意外とあるようです。
サンゴシトウの旗弁は完全に開かずに花が筒状に、
旗弁が開かず筒状になったままなので唐辛子に見えたり・・・。
オシベが大き過ぎます。元気がよすぎて、
これでは花弁が何のために存在しているのか分からなくなってしまいそうです。
落ちた花で木の下は真っ赤になっています、
でもまだまだこれから続きそうで真っ赤な絨毯になりそう。
横にある藤棚ではフジの花が咲いていた、
これは珍しいことではなく毎年のことです。
法泉寺(ほうせんじ)は、葛飾北斎の浮世絵にも描かれ
江戸時代には尊崇を集めた寺院です。
ここには年に3回行きます、1月にはフキノトウを撮りに
今ごろにはサンゴシトウ、もうちょっとしたら白いサルスベリを撮りに。
手ごろな大きさのサルスベリは間近まで行けるのでとてもありがたい。
data:EOS70D/EF70-200 1:2.8 L。 撮影 6月 8日 向嶋・法泉寺