鬼の攪乱でした

　　突然登校拒否しちゃったりなんかして、
　　驚かれたことと思いますが私がいちばん驚きました。
　　突然の体調変化、一日様子を見たんだけど結局救急車で病院へ、
　　ネタとして救急車へ乗りたいなんて言ってはみたもののまさかホントになるなんて。

　　すぐにCTスキャンとかレントゲン撮って胃カメラを、
　　胃に重くはないけど潰瘍が見つかってそのままICUへ。

　　

　　　　　（画像はイメージ）

　　　　　テレビでよく見かけるこんなシーン、ご臨終のシーンなどで見る
　　　　　まさか自分が体験することになるとは思ってもみなかった。

　　　　　ヒマだからモニターをじっと見ていた、突然脈拍の線がフラットになってスーっと流れる、
　　　　　ひょっとしてヤバいんじゃないのかぇ。
　　　　　「おネエさん、プルスが消えちゃった！」、
　　　　　「あら大変、でも脈拍が消えて喋ってるあなたも大概すごいね」、
　　　　　すでに遊ばれてしまっている。


　　　　　約2日間いて一般病室へ追い出されたけどここはいい経験だった、
　　　　　取り敢えず生命の危険はなかったので高みの見物。

　　　　　でもまさしく戦場だね、何が飛び込んでくるのか分からない。
　　　　　配置されている看護師さんたちがすごいよ。

　　　　　陽気でノリノリ、いやもちろん肝心なときには
　　　　　大人の男性を抱えてひっくり返したり裏返しにしたりするけど
　　　　　これは若い人たちではないと出来ない仕事だね。
　　　　　一般病棟へ行くときチラと見たけどフロアは野戦病院みたい、
　　　　　ストレッチャーが4つも5つも折り重なるように置かれていた。

　　　　　でも手が空けば口が忙しくなる。
　　　　　何か取り落としたりする、、、「あ、いったんごめん！」、
　　　　　ちょっとミス、、、「ごめんのハンカチーフね」。
　　　　　どこまでいっても私の周りはこんな人たちでいっぱいみたいだ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　11月25日　目下入院中
　　　　　　　　　　

農業公園は秋の収穫祭

　　週末土・日に農業公園の収穫祭。
　　土曜は雨が降ったり風が吹いたり、
　　夜間強風が吹き荒れやっと止んだ日曜日は厚い雲と青空が同居
　　肌寒い天気に客足はイマイチだったけど行ってきました。


　　

　　　　　着いたときはまだ青空が見られたが、このあと雲が増えていく。




　　

　　　　　まだ10時前、お客さんはこれから増えていきます。




　　

　　　　　有機農法で作った野菜の即売所、
　　　　　去年までは花の売り場もあったけど、、、。




　　

　　　　　公園内に陶芸教室があります、そこの生徒さんの作品かな。
　　　　　でも半額で売られちゃうとちょっとかわいそう。




　　

　　　　　いま足立区は"ものづくり"を強力にプッシュしています、そんなブースも。




　　

　　　　　ここ数年恒例となっているソーラン踊りの社中、
　　　　　初めに「2歳から60ン歳まで」と紹介されたけどさすがに2歳はまだ甘えん坊ね。




　　

　　　　　古民家前では竹馬や縄跳びなど昔からの遊びも。




　　

　　　　　さてこちらは秘密基地作り、
　　　　　どんな秘密基地ができるのかな。




　　

　　　　　収穫祭の目玉は野菜の収穫体験、
　　　　　すっかり曇ってしまった寒空の下サツマイモ掘りに果敢にチャレンジ。




　　

　　　　　やっと獲物が姿を現した、みんなもどんどん掘ってね。

　　　　　昼前に帰るころには雲も増えたけどお客さんも増えてきた、
　　　　　老若男女というけどほんとにいろいろな人が家族連れが次々に訪れる。
　　　　　10年以上このイベントを見ているが催し物は変われど
　　　　　訪れる人たちは変わりなく押し寄せてくる。
　　　　　自然に親しむ、土と戯れる、これからもずっと続くんだろうね。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　11月19日　都市農業公園
　　　　　　　　　　

深まる秋

　　今季最低、今季最低と最低気温が更新される、
　　「この分では山は雪だんべ」・・・いやいや平地も白くなる。
　　だんだんと秋は過ぎ去り冬がどんどん近づいてくる、
　　そんな光景を思いつくまま。


　　

　　　　　ススキだけを撮っている人がいた、
　　　　　花とか鳥には目もくれずススキだけを撮っていた。
　　　　　こんなススキを見るとそれもいいのかもしれない。




　　

　　　　　被写体が少なくなったいまツワブキは貴重な存在だ。




　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　この時期には竹もいい素材になる。




　　

　　　　　センリョウ、マンリョウ、そしてナンテンとこれからは赤い実が主役になる。




　　

　　　　　これ大好き、花が終わったシュウメイギク。
　　　　　花もそうだけどこの姿を毎年楽しみにしている。




　　

　　　　　冬の本場ヒマラヤからやってきたヒマラヤユキノシタ 、
　　　　　耐寒性抜群でこれから春先まで花壇を彩る。




　　

　　　　　抜けるような青空にちりばめたようなコブクザクラ、
　　　　　十月桜はイマイチだったがこの子福桜はたくさんの花をつけていた。

　　　　　まわりから冬の便りが聞こえる中で東京はまだ秋、
　　　　　平地ではやっとモミジが色づいてきたのかな。
　　　　　それでも時折吹き付ける木枯らしを思わせる冷たい北風が
　　　　　やがて訪れるであろう冬の予感を運んでくる。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　11月12日　向島百花園
　　　　　　　　　　

イチョウが最高潮

　　イチョウがやっと黄色くなってきた、
　　赤く紅葉した葉っぱもいいけど黄色い葉はそれにも増して目が覚めるよう。
　　黄色くなるのを待ちかねたように散る葉が出始める、
　　次に行くまで残っているのかな。


　　

　　　　　やっと葉全体が黄色くなってきた、黄葉完了。




　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　イチョウは大きな木が多いけどこれもかなり大きな木。




　　

　　　　　こんな色を見るともう晩秋だね。




　　

　　　　　見上げれば23日の下弦の月。




　　

　　　　　イチョウはとても古く約2億年以上前にはすでに存在していたそうです。
　　　　　恐竜の仲間とともに世界に広く繁栄したけど
　　　　　ほとんどの種類は氷河期などの気候変動によって絶滅してしまった。
　　　　　今残っていて私たちが目にするのはこれ一種類のみなんだそうです。

　　　　　子規の「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」、誰でも知っている有名な句ですね。
　　　　　実は，この俳句には下敷きとなる句がありました。
　　　　　「鐘つけば銀杏ちるなり建長寺」、作ったのは漱石。

　　　　　子規はこのころ松山で漱石としばらく同居しています、
　　　　　そのあと東京へ帰る道すがら奈良によって「柿食えば・・・」を発表。
　　　　　これが子規にとっては最後の旅、費用は漱石が出したとも
　　　　　この後7年間子規は病床に伏しついに一人で遠くへ旅立つことになります。

　　　　　漱石と子規は家族以上の付き合いだったのですね。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　11月12日　向島百花園
　　　　　　　　　　

冬になる前に

　　冬が来る前にやっておかなくては。
　　撮ったままになっているツマグロヒョウモンを、
　　あれをちゃんとアップしておかなくては。
　　もう撮らせてあげないよと怒られちゃう。


　　

　　　　　9月に撮ったもの、いろいろ都合があってアップできないまま。




　　

　　　　　撮ったころには歩くのに邪魔になるくらい飛んでいたけど、




　　

　　　　　さすがにこの頃はほとんど見なくなってしまった。




　　

　　　　　このチョウはとてもたくさん飛んでいる、
　　　　　どこででも見られる。
　　　　　そして派手できれい、こんな姿もカッコいい。




　　

　　　　　そしてこのチョウは目がかわいいのね、
　　　　　ちっちゃな目がポツン
　　　　　たいてい上を向いている。
　　　　　この目で何を見ているんだろうか。

　　　　　チョウの姿もだんだん見られなくなった、
　　　　　シジミとかモンシロチョウがわずかに飛んでいるだけ。
　　　　　ものみな枯れる冬になる、
　　　　　また来春に元気な姿を見せてもらいたいものだ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　9月26日　向島百花園