東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

今年の十月桜は

2017-11-17 | 季節の花
  しばらく待ってみようと待ってはみたが
  一向に増えない十月桜の花。
  葉もすっかり落ちてしまって盛り返すのは無理みたい、
  今までこんな年はなかったのに。


  

     十月桜は花は小さいけど白とピンクが一緒に咲いたりするからきれい。




  

     白い花だけだったらちょっと寂しいがピンクが混じって華やかになる。




  

     まあ春のサクラみたいに派手に咲く花ではないけどやっぱりちょっと寂しい。




  

     十月桜はつぼみが美しい、寒空にピンクが映える。




  

     たくさん咲いているように見えるけどやっぱり枝の方が目立つ、
     梢の方に固まっているので下の方の枝がみんな入ってしまう。

     もう一か所十月桜があるのでそっちのほうへも行ってみようかな、
     そこには冬桜もあるけどさすがに冬桜はまだ早いだろうね。

                                             11月5日 都市農業公園
          

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農業公園も秋たけなわ

2017-11-16 | 風景
  農業公園では週末に収穫祭が開かれます、
  一年の総決算ですね。
  この後は冬を迎え眠りに入るのかな、
  いやいやまだ寝てもらっては困る、冬も頑張って。


  

     農業公園は桜の園、桜の紅葉がきれいです。
     右側の川の方から吹いてくる風のせいで左になびいた赤い葉がきれい。




  

     上を見上げるとこのまま空に吸い込まれそう。




  

     正面入り口では例年通りに菊花展、
     昔この辺は農家ばかりだったので菊を作る人も多かったのかな。




  

     昔はこの落ち葉を集め落ち葉のプールを作った、
     訪れた子供たちはプールに飛び込んで大はしゃぎ。




  

     咲く場所を変えながらコスモスたちはまだまだ元気。




  

     姫リンゴもやっとそれらしく色づいてきた。




  

     まだブドウが残っていた、人間はともかくよく鳥さんたちが見逃してくれたよね。
     ブドウって鳥たちは食べないの?。




  

     公園の外の木立でオナガを見っけ、
     頭隠して尻隠さず、、、あ、別に隠したわけじゃないか。

     ここでオナガを見たのは初めて、オナガもいるんだね。
     冬になって木の葉が落ちたらちゃんとお尻合いになりたい、
     収穫祭が終わって冬の装いになったら鳥撮りのシーズンが始まる
     今冬はどんな鳥たちに会えるかな。

                                             11月5日 都市農業公園
          

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浅草からアレがなくなる?

2017-11-15 | 散歩
  先日、仲見世の家賃が値上げされるかも、、、とのニュースが。
  一瞬世論は沸いたけど元々の家賃が安かった、
  今まで楽をし過ぎてきたと冷めた見方も出てくる。
  突然降って湧いた家賃騒動、どう収まるのかうわさ雀の好餌となっている。


  

     もう一回初めから違った目で見て歩きます、
     言問通りからひさご通りに入って「江戸下町伝統工芸館」。
     下町の伝統工芸品を紹介している無料の資料館です。

     東京へ来てすぐ先輩の後についてここひさご通りのお店に営業・配達に、
     とまあ懐かしいひさご通りだけど当時のことはほとんど覚えてない。




          

          六区通りまで来たら、ドンキ。相変わらず派手なようでして、、、。




  

     落語など古典芸能の常打館、「浅草演芸ホール」。
     ここからの落語は毎週見ている、今はもうスーパーローカルの県域放送でしか見られないなぁ。




  

     浅草公会堂の前の「スターの広場」、
     美空ひばりやビートたけしなど、260人以上の有名人の手形とサインがずらりと並ぶ。




  

     さあ問題の仲見世通りです。

     建物の所有が東京都から浅草寺に移り、来年1月から約16倍の値上げを提示されたという。
     いきなり家賃16倍を示された商店街は !?。




  

     よく見るとこんな狭い間口の店が多い、しかもシャッターを閉じている店も見られる。

     聞いてみると今までの家賃は10坪で15,000円。
     図らずもこれで家賃の額を知った周辺商店では、
     「1万5000円なんて、家賃じゃない。手数料かと思った」という。




  

     仲見世の裏側。

     地元の不動産業者によると、周辺店舗の家賃は、
     10坪で30~50万円。25万円でも安いくらいなのだという、
     しかし店子は「この狭い店で25万円の家賃は払いきれない」と。
     店をたたんだ後にはコンビニ、牛丼屋、カフェなど並んだらどうなる?
     仲見世は存亡の危機に立たされている。




  

     さて、仲見世を抜けて吾妻橋へ。
     浅草といえば人力車はすっかり浅草の風景に溶け込みました、
     お値段はというと20分5,000円、40分10,000円くらいとか。




  

     さて、吾妻橋から名物のアレを!
     あれ、アレがない !!。

     泡のないビールなんて飲めない、アレのない浅草なんて、、、
     実はいまアレはお化粧直し中なんです。
     アレってお化粧するの?
     燦然と輝くアレを想像してみましょう、
     アレが金色に輝いて何が悪い。

     アレ、あのオブジェは燃え盛る炎をデザインしたものだったけど
     他の見方ですっかり有名にってしまって今や浅草にはなくてはならないもの。
     年末には再びお目見えするみたいだけど、待ち遠しいね。

                                               11月9日 浅草散歩
          

  
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浅草ディープ

2017-11-14 | 散歩
  お天気はいいけど風が強い日、遠くへは行けないので
  2,3の情報を得ていた浅草へ行ってみました。
  いつもの浅草と違って今回はディープな浅草、
  浅草には数えきれないほどの顔がありますね。


  

     今回は北の方から浅草へ、言問通りからひさご通り、初音小路へ入ってみた。
     藤棚の下は飲み屋街、ここにテーブルと椅子を出して昼間から賑わう。
     この路地は昭和の中頃までこの辺り一帯にあった大池、瓢箪池の埋め立てに伴って出来たものらしい。
     初音小路を覆う藤の木はもともとこの瓢箪池周辺にあったものなのだという話もある。


  

     六区通り、浅草繁華街の端っこ。
     お饅頭屋さん、これを担いでこの辺を回っている、ウリは「浅草焼」。




          

          伝法院通り、この辺は前だけではなく上も見て歩かなくてはいけない。
          屋根の上には千両箱?を持った鼠小僧が。




  

     伝法院通りは浅草寺前で仲見世と直交しているが、ある意味仲見世より面白い。
     地口行灯は、「唐人につりがね   提灯につり鐘」をもじったもの、
     さらに並んで半鐘もあったりして、、、。



  

     仲見世を過ぎ浅草寺の外れに、男性用トイレ!ちゃんと看板もある。
     見ての通り囲いも何にもない、これに向かって用を足す豪の者はいるのかな?。
     電柱よりはいいのかもしれないけどね、10歩も歩けば普通のトイレがある。




          

          浅草寺から新仲見世を抜け東武浅草駅へ、地下鉄浅草駅への入り口を降りてみよう。




  

     世に地下街多しといえど浅草のここは天下一品、昭和がそのまま残っている。
     骨組みやパイプなど天井もむき出しのままだ。




  


     まだ朝の時間お店は開いてない、出勤してきた店員さんがリュックのまま開店の支度をしていた。
     浅草地下街は50年前に建てられ、戦後の東京で一番古い地下街、
     浅草寺など浅草はいつも大勢の観光客で溢れているが、浅草地下商店街は人が少なくとてもレトロな雰囲気。




  

     今日の目的の一つ、ふくろうカフェを探して。
     浅草に「ふくろうカフェ」があって肩にふくろうを止まらせ客を呼び込んでいるらしいと聞いて来てみた。
     声をかけ撮らせてもらった、おネエさんが「ほらカメラを見て」と
     ふくろうクンに声をかけてくれたが見事スルーされてしまった。

     浅草はいつどこへ行っても面白いものがいっぱいある、
     できれば毎日でも歩いてみたいくらい楽しい街だ。
 
                                           11月9日 ディープな街浅草
          

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万葉の頃に思いをはせて

2017-11-13 | 風景
  万葉のころと聞くだけで心にロマンが満ち溢れます、
  日本人の心の原点でしょうか。
  そんなロマンを今に残す花々、実?、
  深まる秋にそんなロマンに浸ってみませんか。


  

     サネカズラ
     もちろん花も咲くだろうけど見るのはもっぱら実の方、
     逆光なんだけどそれでも十分美しい。

     「葉がくれに 現れし実のさねかずら」   高濱虚子




          

          サネカズラを詠んだ歌は万葉集にはたくさん出てきます、
          万葉の花、実と言ってもいいのかと。

          「核葛(さねかずら)のちも逢ふやと 夢のみに
              祈誓(うけひ)わたりて年は経(へ)につつ」      柿本人麻呂

           (さね葛が伸び、あとで絡まり合うように、後にでも逢おうと
               夢の中ばかりで祈り続けているうちに、年はいたずらに過ぎて行きます。)




  

     「あしひきの 山さな葛(かづら) もみつまで
           妹に逢はずや 我(あ)が恋ひ居らむ」    作者未詳

     (この山のさな葛が、色づくようになるまでいとしいあの子に逢えないまま、
           私はずっと恋い焦がれていなければならないのだろうか。)




  

     ヌバタマ、ヒオウギの実ですね。
     陰・穢・衰・暗・夜・世などかかる枕詞で
     ヌバタマを詠んだ歌は万葉集に約80首あるとされます。

     「居明(ゐあ)かして 君をば待たむぬばたまの 我が黒髪に霜は降るとも」   磐姫皇后

      (朝まで寝ないであなたを待ちましょう。私の黒髪に霜が降ろうとも)




          

          園内には菊がいっぱい飾られていた、
          ぶらぶら見て歩いていたらその中に「花散里」。
          お、私"あの人"好きなんだよなぁ・・・。

          容姿がちょっと残念な人でした、、、なんてウワサも
          美貌や華やかさでは、他の女性にかな~り遅れをとっていたようです。

          でも源氏にとっては都合のいい女?、
          当時このクラスの女性は歌に遊びに明け暮れていたけど
          花散里は料理も裁縫もかなりの腕前だったとか、
          さりげなく「出来る女」だったりします。




          

          さらに歩いていたら「葵の上」。
          ツンデレタイプの女性なんていわれているけど彼女は苦労したんですね、
          もてる男と一緒になると気の休まる暇がない。

          源氏物語に出てくる女性はみんなそれぞれ個性があって魅力的、
          花散里、葵の上はタイプは違ってもそれぞれに好きな人たちです。

                                              11月4日 向島百花園
          

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