ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

電気社会

2007年12月10日 | Weblog

円覚寺の庭園 建長寺の庭園より昔の面影を残しています。

家を新築し今年9月に引っ越しましたが、この家はエネルギーは電気だけとし、ガスはやめました。
電気はガスより高いと思っていましたので、安いという電力会社の宣伝が本当か半信半疑でしたが、仮に高くても、ガス管を家に引き込んだり、台所内に排気ガスを排出するより電気の方が安全と考えました。

新しい家に住んで3か月になります。
ガスをやめて本当によかったと思っています。
月々支払うエネルギーコストも安いことがわかりました。

発電所でも送電でも熱を排出しますから電気だからエネルギー損失が小さいとは思いませんが、私が払うエネルギーコストが安いということは総合的にみて電気の方が無駄がないことを意味しているように思えます。

IHヒーターなど高効率電気機器が高いのですが、新築の場合は、ガス配管工事が不要になるのでそのお金を回せば負担増にはなりません。

これから戸建てでもガスが減っていき、電気が増えるでしょう。
ガス会社はガスを電力会社に売るか、自分で発電事業をやることになるでしょう。
総合的に見てガス消費量が減るならば結構なことです。

ところで今炭酸ガス排出による地球温暖化が大問題になっています。
火力発電はやはり問題です。
電気社会が望ましいのですが、電気の供給をどうするかが難問です。

原発は地球上の放射性物質を増やすため非常に危険です。
放射性物質はあるだけでも危険ですが、さらに悪人、武装組織、武装政府が放射性物質を悪事の手段として使いますから非常に危険です。
放射性物質を持っていなくても悪人らは相手の原発を攻撃することで広い面積を地獄にすることができます。
原発事故で放射性物質が周辺に拡散する恐れもあります。
人体は放射線に非常に弱い存在です。

核融合は放射性物質排出量が少ないと言われていますが、放射線が出ます。
太陽では核融合が起こっており、そこから大量の放射線が出ています。
地球上の厚い気体層がその放射線を遮蔽しているから私達は概して安全に生活できています。
核融合炉では放射線による炉材の放射化が起こると思いますからやはり放射性物質は出ると思います。
核融合の安全危険はまだよくわからないのですが、それよりも実用化の見通しが現段階でゼロです。

当面核融合は太陽に任せ、地球の気体層できれいにろ過された太陽エネルギーを骨までしゃぶる感覚で利用するのが最善です。
人類はそうやって生きてきました。
今後は太陽エネルギー利用技術の開発が重要です。

政府は、軍備拡充を急ぎ、将来のエネルギー争奪戦に備えるなどと言っていますが愚かです。
エネルギーは間違いなく不足します。
したがってこの考えでは戦争することになります。
政府は戦争の悲惨を知りません。

国連あるいは国連に代わる世界機関、エネルギー生産国機構、地域機関によるエネルギー分配調整、エネルギーを売ってもらえる交換技術の開発、省エネルギー、新エネルギー技術の開発の方がはるかに重要です。