ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

災害の知識があっても防災を知らない

2013年09月04日 | Weblog
原発は危険と思いますので廃止運動に協力していますが、国会も政府もいっこうに廃止の方向に動きません。

東京電力福島第一原発はいまだに非常に危険な状態にあり、放射能漏洩・汚染が続いています。
漏洩・汚染防止の技術すらありません。
政府は大地を凍結するという新技術を来年実験したいと言っている状態です。
大地震、大津波が来れば半壊の事故原発は再び大量の放射性物質をまき散らすでしょう。

まだ大規模漏洩・汚染事故が起こっていない原発も大事故を起こす恐れがあります。
本当に大事故が起こったらどうすればいいのか、遠い所にすぐ逃げることができるか不安です。

日本は災害の経験知識はありますが、防災を知りません。
危険な構造物でも基準を満たしているから安全と言い、危険な町でも基準を満たしているから安全と言い、安全と言ったから安全と思っているのが原状ではないでしょうか。

原発については原子力規制委員会の規制は役に立たないと思います。
この委員会は原発を稼働するためにあります。
原発を廃止するという知恵がありません。

日本は民主主義です。
原発事故被害は政府にも人々にも責任があると思います。

原発の危険性を知り、防災技術がないなら原発に反対し、原発反対の政治家を国会に送らない限り、日本は安全な国にはなりません。

防災を知らないという問題は原発だけではないと思います。
今盛んに新聞テレビが大地震、大津波の危険性を訴えていますが、大被害を受けると予想するだけで、日本は安全という報告は一つもありません。

東京都は、東京は放射能で汚染されていないので2020年東京でオリンピックをやってくださいと国際オリンピック委員会に訴えていますが、東京から200kmしか離れていない福島第一原発がいつ大規模放射能漏洩を起こすかわからない危険状態です。
常識では、福島第一原発を安全にしてから東京にオリンピックを招くものではないでしょうか。
仮に東京開催が決まっても漏洩・汚染不安がある状態では世界のスポーツ選手は東京に行くことを不安に思うでしょう。