ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

自分の安全、国の安全は人々が考えるべき

2015年03月03日 | Weblog
国が原発を推進してきたため原発事故による放射能汚染の責任は非常に重いと思います。
現在も続いている放射能漏洩を止めること、除染すること、被害者を救済することが必要です。

安倍晋三総理は風評被害を止めることに熱心で、福島県が安全であることを示すことに注力していますが、放射能漏洩が続いている限り、除染が終わらない限り、事故原発を密閉しない限り、福島県は風評被害ではなく実害を受けていると知るべきです。

否、福島県だけではなく、日本の放射能漏洩・汚染が問題になり、やがて世界の放射能汚染が問題になります。

原発事故から時間がたつにしたがって問題は小さくなっていると日本の人々は考えていますが、逆だと思います。
事故処理がいつまでもできない日本に対する非難は強くなります。

日本は世界の協力を得て事故処理を行うと言いますが、何んとも甘い判断です。
世界のどこの国が日本の事故原発の処理を行うと言うのでしょうか。
経済世界第三位で原発技術開発に熱心な日本が、原発技術開発から手を引きつつある外国に事故処理の技術開発を期待しているようでは日本は何をやっているのかと厳しく批判されるだけと思います。

日本は事故原発処理に全力を注ぐべきです。
本当は東京オリンピックを開催するゆとりも、リニア新幹線を建設するゆとりもないほど日本は厳しい情況下にあります。
今の日本、二日酔いが、次の朝、向かえ酒を飲んで仕事に行くようなものです。
こんな無理をして体がもつかと心配です。

学者は日本は地震活動期、火山活動期に入ったと言います。
外国が核兵器で攻撃するまでもなく、日本は全国に配置した原発が、中国やロシアや朝鮮(北)が持つ核兵器よりはるかに恐ろしい核兵器に変じて日本を滅ぼす恐れがあります。

人々は国を信用しすぎです。
国が人々を不幸にすることは戦前戦中に経験したはずです。
国が福島第一原発周辺の人々を不幸にしたことは2011年に経験したはずです。
自分の安全、国の安全は人々が真剣に考えるべきではないでしょうか。