ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

電力事業自由化はいいが、電気代がどうなるかわからない

2016年01月24日 | Weblog
電力事業自由化は大変嬉しいことですが、今流れている情報によると、電気代の計算が複雑で会社を選択するのがむずかしいようです。

たとえば都市ガス会社が、都市ガス事業に将来性がないということで電力事業に参入しましたが、都市ガス事業を今すぐやめる訳ではないので、都市ガスも電気も都市ガス会社から買ってくれるなら電気代は安くするという言い方をしています。
この考えは自社の収益を重視しています。
エネルギー供給を独占したいという発想です。
燃料を燃料として家庭で使うより、家庭ではオール電化の方が省エネルギーになることを考えていません。
都市ガス事業の温存になってしまいます。

通信会社が既存の電力会社から電気を仕入れて、通信サービスを使ってくれるなら電気代を安くするというのも実にふざけた事業精神です。
電力事業を乱す行為ではないでしょうか。
こんなことをするくらいなら通信代を安くすればいいと思います。

合理化、近代化された発電、送電、電力販売に参入して、既存電力会社より低価格、安定供給を追求してもらいたいものです。
会社経営に収益主義が重要であることは認めますが、合理化、近代化、社会に役立ちたいという精神を欠くようでは事業に永続性はないでしょう。
また、電力事業に無駄が増え、消費者が無駄な出費を強いられるということが起こると思います。

都市ガスや通信サービスと抱合せるのではなく、電力サービスとして自由競争をやってほしいと思います。