我が部の練習試合では、抽選棒で部員を赤白に分け、比較的作戦が上手な人が主将を務めるようにしているが、主将にとって打撃指示は非常にむずかしいようです。
タッチすること、ゲートを通過すること、スパークでタッチした他球をゲートを通すこと、あるいはアウトボールにすることなどの打撃を指示しますが、作戦なしになっていることが多いと思います。
どこに配置すれば、相手チームにやられないか、味方チームに役立つか考えないで適当に打たせていることが多いと思います。
すでにたとえば第2ゲートを通過しているのに、通過していないと思ってまた通過する、あるいはさせる指示を出す主将がいます。得点ボードを見ていません。GBタイマーを使っていません。
味方の強いボールにタッチしたのに、通過タッチ、つけ、陣取りなどに活かさず、ただスパーク打撃でゲートを通す指示をだすことも多いと思います。
練習試合であれ、大会の試合であれ、YouTubeで見る有名チームの試合であれ、作戦に関心を持ち、作戦上手の主将の指示をよく聞き、どうしてそう指示したのか考える、他人の打撃に感心した場合、どういう作戦であったか考えるようにするといいと思います。
作戦上手になるには3年では無理ではないでしょうか。6年、9年とかかると思います。
まず打撃上手になることがだいじですが、作戦もだいじです。
ところで我が部に、GB歴約20年、審判資格元一級という人がいて、他人の打撃をよく批判していました。みんなから先輩として一目置かれていたのですが、作戦の説明が下手で、何を言っているのか理解されませんでした。
作戦をわかりやく説明することもむずかしいと思います。