☆ ドラマ「火村英生」の原作、有栖川有栖さんの「絶叫城殺人事件」(新潮文庫)から表題作を読んだ。
☆ ドラマでは第1シーズンの第1話。小説では連続女性通り魔殺人の舞台が大阪になっているが、ドラマでは京都になっていた。(このあたり京都人には親しみがもててたまらない。実際は撮影所の都合かな。あるいは京都を舞台にすることによって視聴率を狙ったか。)
☆ 舞台設定以外は、ほぼ原作通りだった。ドラマを観てから原作を読むと、火村は斎藤工さん、有栖川は窪塚正孝さんのイメージで読んでしまう。窪塚さんの存在感が私は好きだ。
☆ 「絶叫城」というのはホラーゲーム。それに登場する「ナイト・プローラー」という文字の書かれた紙片が被害者の口内から発見される。連続殺人の共通性は何か。警察そして火村、有栖川の名コンビが犯人像をプロファイリングする中、次の被害者が出た。ゲームでは4人の犠牲者と共に「GAME OVER」となるのだが・・・。
☆ さて、ドラマの方は第2話、第3話と観た。
☆ 第2話「異形の客」は、顔面包帯姿の人物がカギを握る。ぼさぼさ髪をかきながらの火村の登場。金田一耕助のようだと思ったら、ちゃんと有栖川がそのセリフを言ってくれた。こういう時は嬉しい気分になる。そもそも包帯姿というのは横溝正史さんの「犬神家の一族」を思い浮かべる。
☆ 第3話「准教授の身代金」は、妻が殺したはずの夫の死体が消えるという話。そして妻に夫の身代金の要求が。身代金の入った鞄を抱えて電車に乗っているシーン、黒澤明監督の映画にあった。映画の名前が思い出せなかったが、これもセリフで「天国と地獄」と教えてくれた。視聴者の心を読んでいるような脚本だ。こちらも嬉しい気分になった。
☆ 最近の若い人は「犬神家の一族」「天国と地獄」といってもわからないだろうが、高齢者には懐かしい。ドラマ「火村英生」はレトロ感満載で嬉しい。
☆ ドラマでは第1シーズンの第1話。小説では連続女性通り魔殺人の舞台が大阪になっているが、ドラマでは京都になっていた。(このあたり京都人には親しみがもててたまらない。実際は撮影所の都合かな。あるいは京都を舞台にすることによって視聴率を狙ったか。)
☆ 舞台設定以外は、ほぼ原作通りだった。ドラマを観てから原作を読むと、火村は斎藤工さん、有栖川は窪塚正孝さんのイメージで読んでしまう。窪塚さんの存在感が私は好きだ。
☆ 「絶叫城」というのはホラーゲーム。それに登場する「ナイト・プローラー」という文字の書かれた紙片が被害者の口内から発見される。連続殺人の共通性は何か。警察そして火村、有栖川の名コンビが犯人像をプロファイリングする中、次の被害者が出た。ゲームでは4人の犠牲者と共に「GAME OVER」となるのだが・・・。
☆ さて、ドラマの方は第2話、第3話と観た。
☆ 第2話「異形の客」は、顔面包帯姿の人物がカギを握る。ぼさぼさ髪をかきながらの火村の登場。金田一耕助のようだと思ったら、ちゃんと有栖川がそのセリフを言ってくれた。こういう時は嬉しい気分になる。そもそも包帯姿というのは横溝正史さんの「犬神家の一族」を思い浮かべる。
☆ 第3話「准教授の身代金」は、妻が殺したはずの夫の死体が消えるという話。そして妻に夫の身代金の要求が。身代金の入った鞄を抱えて電車に乗っているシーン、黒澤明監督の映画にあった。映画の名前が思い出せなかったが、これもセリフで「天国と地獄」と教えてくれた。視聴者の心を読んでいるような脚本だ。こちらも嬉しい気分になった。
☆ 最近の若い人は「犬神家の一族」「天国と地獄」といってもわからないだろうが、高齢者には懐かしい。ドラマ「火村英生」はレトロ感満載で嬉しい。