話題の本というには時期を逸してしまった感があるけれど、紹介します~^^
新聞や雑誌に掲載された文を集めて本にしたものです。
日本における社会問題を、高村さん独自の観点で批評していきます。
なるほど!と思わず手を叩いてしまうような見解があったり、
私の、もや~っとした漠然とした思いを、スパッと言葉にしてくれてあったり・・・
高村さんてすばらしいですね。
わが県の地方新聞に「月曜評論」という欄があり、何年か前まで高村薫さんの評論が載っていました。
読みやすい!わかりやすい!
読者の興味を引き出す書き出しの一文から、展開の仕方…まとまった文章というのはこういうことなんだなぁと感嘆しまくり!月1回の掲載(?)をとても楽しみにしていたものでした!
いつの間にか高村さんの評論が載らなくなり、寂しいなぁと思っていたらこの本を見つけたのでした。
らっきぃー(^^)v
作家的時評集2000-2007 高村薫 朝日文庫2007.10.30第1刷
ここ数年、社会や時代への違和感が年々大きくなり、一つひとつ挙げていくと切りがないほどだが、最近そうしたわたくしの違和感の周りには「嘘」という一語が浮かんでいる。
長年政治の嘘にはすっかり慣れ、薬害や公害をめぐる行政の嘘に慣れ、・・・
(慣れすぎてしまった「嘘」冒頭部分)
わたくしってのが、またいいじゃありませんか。
新聞や雑誌に掲載された文を集めて本にしたものです。
日本における社会問題を、高村さん独自の観点で批評していきます。
なるほど!と思わず手を叩いてしまうような見解があったり、
私の、もや~っとした漠然とした思いを、スパッと言葉にしてくれてあったり・・・
高村さんてすばらしいですね。
わが県の地方新聞に「月曜評論」という欄があり、何年か前まで高村薫さんの評論が載っていました。
読みやすい!わかりやすい!
読者の興味を引き出す書き出しの一文から、展開の仕方…まとまった文章というのはこういうことなんだなぁと感嘆しまくり!月1回の掲載(?)をとても楽しみにしていたものでした!
いつの間にか高村さんの評論が載らなくなり、寂しいなぁと思っていたらこの本を見つけたのでした。
らっきぃー(^^)v
作家的時評集2000-2007 高村薫 朝日文庫2007.10.30第1刷
ここ数年、社会や時代への違和感が年々大きくなり、一つひとつ挙げていくと切りがないほどだが、最近そうしたわたくしの違和感の周りには「嘘」という一語が浮かんでいる。
長年政治の嘘にはすっかり慣れ、薬害や公害をめぐる行政の嘘に慣れ、・・・
(慣れすぎてしまった「嘘」冒頭部分)
わたくしってのが、またいいじゃありませんか。