じゅんむし日記

心は急いでいる。それなのに、何も思い通りの形にはなっていかない。がまんがまん。とにかく、今できることから始めよう。

作家的時評集~高村薫~

2008-05-31 | 
話題の本というには時期を逸してしまった感があるけれど、紹介します~^^

新聞や雑誌に掲載された文を集めて本にしたものです。

日本における社会問題を、高村さん独自の観点で批評していきます。
なるほど!と思わず手を叩いてしまうような見解があったり、
私の、もや~っとした漠然とした思いを、スパッと言葉にしてくれてあったり・・・
高村さんてすばらしいですね。

わが県の地方新聞に「月曜評論」という欄があり、何年か前まで高村薫さんの評論が載っていました。
読みやすい!わかりやすい!
読者の興味を引き出す書き出しの一文から、展開の仕方…まとまった文章というのはこういうことなんだなぁと感嘆しまくり!月1回の掲載(?)をとても楽しみにしていたものでした!

いつの間にか高村さんの評論が載らなくなり、寂しいなぁと思っていたらこの本を見つけたのでした。

らっきぃー(^^)v



作家的時評集2000-2007 高村薫 朝日文庫2007.10.30第1刷

ここ数年、社会や時代への違和感が年々大きくなり、一つひとつ挙げていくと切りがないほどだが、最近そうしたわたくしの違和感の周りには「嘘」という一語が浮かんでいる。
長年政治の嘘にはすっかり慣れ、薬害や公害をめぐる行政の嘘に慣れ、・・・
(慣れすぎてしまった「嘘」冒頭部分)


わたくしってのが、またいいじゃありませんか。
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あら?腰痛は?

2008-05-26 | 今日の出来事
な・な・なんと!今朝、腰痛がすっかり治っていました!
張り切って仕事しろっちゅうことかいっ!

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腰痛にはこのポーズ!

2008-05-24 | 今日の出来事
今日はムスコの野球の試合ー(^o^)/

またしても…応援サボりました…(-_-;)

だって…

昨日の夕方6時頃、仕事を終えて、さあ席を立った…

…と、
腰がギクッ!座ってる時は感じなかったのに、立ったとたん腰がイターイ!
ぎっくり腰ではないけれど、かなりイタイ。

息を深く吸っただけで、もう腰がイタイ(T_T)

座り過ぎです。仕事で座ると、3時間4時間座ったままで動かない…。
座り続けるというのもツライもんですっ(-.-)

昨日の夜も辛かったけど、今日もまだダメ…。
とても出かける状態ではない…それに、身体がすごく疲れてる~~(-_-;)

何とかしなくては!!

で!
ヨガのポーーズ!!鋤(スキ)のポーーズ!

簡単に言うと…
仰向けに寝て、足のつま先を頭の上に持っていき、そのまま止めます。
(息を吐きます)

ふだんなら楽チンにできるこのポーズも、腰がイタイというだけで足がぜんぜん上がりません…。
あきらめません!
手を腰に当て、「痛ッ、痛ッ」と叫びながら無理やり足を上げ、頭の上とはいかないまでも、何とか腰を上げるよう努力します。
すると、少しずつ慣れてきて何とか腰が上がるようになります。
がまんして続けます。

…と、
なんだか腰がラクになっているではありませんか!
効果てきめん!ありがたいありがたい。

とにかく腰痛でも何でも、なり始めが肝心です!
慢性にならないように気をつけましょうねー。
それにしても効くもんだなぁ。今日は寝るぞー!

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耳からタコが?!

2008-05-17 | 子育て・家族
今日はムスコの試合の応援をさぼり、美容院に行ってきました。

いいでしょー?いいでしょー?だって美容院行く日がないんだもーん(-.-)

まあ、応援に行ったほうが、ムスコも張り合いがあるでしょうし、
私だって楽しませてもらうことができますけど…。

しかしながら・・・(^_^;)
試合が終わった日の夕食時に、ついつい言いたくなることもあります。
「相手のバッターが打ったら、ボールのリズムに自分を合わせてね!」
「呼吸が大事だよ!」

わかっていることを言われるので、ムスコも頭にきます。
「わかってるよーッ!!そんなこと監督やコーチに耳からタコが出るほど言われてるんだからッ!!」

「あ…そ…耳からタコが出てきちゃったかぁ…」



マンガのようにキャッチャーミットから煙が!
ってわけない…砂ぼこり^^;
(少年野球は、キャッチャーも何でも出来なければいけないのだ)


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美しき人生のために~リルケの言葉~

2008-05-16 | 
昔、私の心の奥深く入り込んでいった言葉・・・
20年(?)経った今もまだ、心に浸みわたってくるものなのですね。

もう20年以上前に読んだ本「美しき人生のために」。
印象に残った言葉を書き留めておいたのを、何かのきっかけで読み返した時のことでした。


感性というのは、年々衰えていくものなのかもしれませんが、
人間形成された芯の部分は変わってないためかもしれません…。

どうしてもまたその本を読みたくなりました。

でも、その本は私の本棚にはありません…。
リサイクルに出すはずも捨てるはずもありません。
いったいどこで読んだんでしょうねー(・・?

ま、ともかく絶対読みたくなったので買うことにしましたが、
何せ昔の本です!もう絶版になっていました。

ところがところが、こういう人生の指針を示す素晴らしい言葉は受け継がれるものです。
違う方の訳で同じような本が出ています。

さっそく買って読んでみました(^^)v
が・・・読み進めていっても・・・なんと心に浸みわたってきません。おかしいです(・・?

訳が変わると頭に入ってこない…
頭が固くなってきているのかもぉ~(ーー;)


 ←で、執念で手に入れた本!
「美しき人生のために~リルケの言葉~」秋山秀夫(訳編)
1992年新装版(1984年初版)

重いものの中には好意ある力があります。私たちを材料にして仕事をしてくれる手があります。
重いもののただ中にこそ、私たちは私たちの喜び、私たちの幸福、私たちの夢をもつべきです。
そういう背景の深みを前にしてこそ、幸福もよろこびもくっきりと浮びあがり、それらがどんなに美しいかが始めてわかるのです。
重いものの暗闇のなかでこそ、私たちの貴重な微笑みはある意味を持ちます。
そこでのみ、それは深い夢みるような光に輝き、そしてそれが一瞬くりひろげる明るさのなかで、私たちは私たちをとりまいている奇跡と宝を見るのです。
(書簡 1904年 11月20日 若い少女にあてて)

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