5月25日、まつもと芸術館にて高村薫さん(小説家)の講演がありました。
演題は「私たちはどういう時代に生きているのだろうか」
いや~本物ですよ。
ご本人が目の前にいる、同じ空気を吸っている、というだけで舞い上がってしまいますねぇ(^.^)
そこで、講演内容の一部と感想をちょっと…。
(私が書くことで、内容の真意が変わらなければいいのですが(..))
人は、相手を下に見ていて(見下していて)、自分の正当性を主張する時、
自分が見たいものしか見ず、相手の意見を遠ざけてしまうのだと思います。
無意識のうちにそうなっているのでしょう。
そのことをもしも指摘したとしても、何のことを言っているのだろうとキョトンとしてしまうでしょう。(そのくらい自分のしていることをわかっていない…)
”相手の言うことがもしかしたら正しいということもあるかもしれない”という謙虚な気持ちさえあれば、
人と人との対話は出来るのだと思います。
対話できる政治家がいいですね。もちろん一般人としても。
こういう中に私たちはいて、違和感を覚えつつも私はそれを言葉にしていません…。
今の豊かな生活や文化があるのは、先人たちのおかげで、感謝しなければと思います。
ストックされている…これはなんと嬉しいことでしょう。
歴史についても深く学び、日本人として慎ましくありたいものです。
演題は「私たちはどういう時代に生きているのだろうか」
いや~本物ですよ。
ご本人が目の前にいる、同じ空気を吸っている、というだけで舞い上がってしまいますねぇ(^.^)
そこで、講演内容の一部と感想をちょっと…。
(私が書くことで、内容の真意が変わらなければいいのですが(..))
どんな時代に生きているのかと思う時、何かがおかしいと感じざるを得ない。
そして未来が見えにくくなっている今、私たちはどのように生きていったらいいのか…。
東日本大震災を目の当たりにし、原発はこりごりだと思ったはずなのに、
経済再建を優先順位に、原発推進派の自民党を私たちは選んだ。
(政治家は、私たちは、被災者に対して言葉にしなかったか、言葉にする努力を怠った)
政治家は、自分が見たいものしか見ていない。
そして未来が見えにくくなっている今、私たちはどのように生きていったらいいのか…。
東日本大震災を目の当たりにし、原発はこりごりだと思ったはずなのに、
経済再建を優先順位に、原発推進派の自民党を私たちは選んだ。
(政治家は、私たちは、被災者に対して言葉にしなかったか、言葉にする努力を怠った)
政治家は、自分が見たいものしか見ていない。
人は、相手を下に見ていて(見下していて)、自分の正当性を主張する時、
自分が見たいものしか見ず、相手の意見を遠ざけてしまうのだと思います。
無意識のうちにそうなっているのでしょう。
そのことをもしも指摘したとしても、何のことを言っているのだろうとキョトンとしてしまうでしょう。(そのくらい自分のしていることをわかっていない…)
”相手の言うことがもしかしたら正しいということもあるかもしれない”という謙虚な気持ちさえあれば、
人と人との対話は出来るのだと思います。
対話できる政治家がいいですね。もちろん一般人としても。
TPP参加表明の陰で、農業政策を農家の立場に立って考えていると言えるだろうか。
今までの減反の策には触れず、農業所得倍増などと言っている。
また、侵略戦争・慰安婦などの歴史認識についての私たちの無知は、世界からの孤立ということで返ってくることになる。
歴史について深く考えていない。
今までの減反の策には触れず、農業所得倍増などと言っている。
また、侵略戦争・慰安婦などの歴史認識についての私たちの無知は、世界からの孤立ということで返ってくることになる。
歴史について深く考えていない。
こういう中に私たちはいて、違和感を覚えつつも私はそれを言葉にしていません…。
経済成長がめまぐるしい時代の日本があり、それはわれわれ世代のアイデンティティーでもあった。
だから80年代は未来を思い描くことができた。
未来とは意思。
未来についての意思を言葉にすることが大事である。
今までのような繁栄はもうないが、それでいい。
経済規模の縮小があるとしても、貧しくなるということではないからである。
相対的に貧しくなるが、絶対的に貧しくならない…これが未来の希望である。
学校制度、医療制度など最低限の経済成長は必要でもある。
日本には江戸時代から続く文化的なもの、伝統がストックされている。
守るべきものは守り、落とすべきは落としていく・・・
われわれはそうして努力して生きていかなければならない。
だから80年代は未来を思い描くことができた。
未来とは意思。
未来についての意思を言葉にすることが大事である。
今までのような繁栄はもうないが、それでいい。
経済規模の縮小があるとしても、貧しくなるということではないからである。
相対的に貧しくなるが、絶対的に貧しくならない…これが未来の希望である。
学校制度、医療制度など最低限の経済成長は必要でもある。
日本には江戸時代から続く文化的なもの、伝統がストックされている。
守るべきものは守り、落とすべきは落としていく・・・
われわれはそうして努力して生きていかなければならない。
今の豊かな生活や文化があるのは、先人たちのおかげで、感謝しなければと思います。
ストックされている…これはなんと嬉しいことでしょう。
歴史についても深く学び、日本人として慎ましくありたいものです。