今日は、とうとう日本中の漁船が一斉に休漁してしまった。
ニュースなどでご存知のとおり、
高騰している船の燃料代を魚の価格に転嫁できないために採算が合わず、漁師さんの死活問題となっているのが原因。
各地で、この燃料代高騰の補填を国に要請するデモなども行われている。
もう、漁師さんの個人レベルでの努力では、どうにもならないレベルなのだから、もちろん、国レベルでの対応が求められるのだろうが、それも、対処療法なだけのような気がする。
今の原油市場の価格は、原油の本当の価値を反映しているものではないだろうし、むしろ、余計なマネーゲームに煽られた価格の高騰だろうから、この余計なマネーゲームに対しての、国際的な対策などは難しいのだろうか?
先日の洞爺湖サミットで、どうにかなるか?とも思ったが、変化なしで、やはり自由な市場に、何らかの対策を講ずるのは、なかなか難しいのだろう。
しかし、それでも何とかしてくれないと、どうしようもない。
そうでなくとも、すでに、いろいろな商品の価格が上がっているし、そのうち、いつか税金(消費税)も上がる勢いを感じる。
とりあえず、このままでは、次に運送業の皆さんも、価格転嫁、あるいは、業務休止など、動きを取ることになる日が近いうちにきそうな気がする。