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韓国大統領の弾劾訴追案を可決 戒厳令巡り、2回目の提出で

2024年12月14日 22時22分22秒 | 国際・世界
先日も少しだけ触れておりましたが、今日、韓国大統領ユン・ソンニョル氏の弾劾訴追案が可決されました。
この件、ひとつ先のフェーズに進むことになったわけです。

ニュース記事にもありますように、この後、憲法裁判所が180日以内に弾劾訴追の是非を判断。認められれば、ユン氏は罷免され、大統領選が60日以内に実施される運びです。

憲法裁判所の判断を待つ間、すでに動いている捜査当局も気になるところです。
韓国の政治的不安定要素は続きますが、ひとまず次のフェーズに入ったことで少し解決に近づいたと言えるでしょうか。
ただ、先日も書きましたようにこれは隣国で起こっている話ですから、何もできないものの、今後も注意しておかなければならないことです。


また、日本でもこのような強権発動を可能にするための「緊急事態条項」の議論がかなり以前からされていますが、今回の韓国のように恣意的に使われるような可能性もあるわけですから、はっきり言って「いらん(不要な)」わけです。
ましてや、昨今の政治家の劣化具合が顕著な状況においては、まずもって不要なわけで、さらにこのような強権発動をどんな恣意的運用がされるかわからず極めて危険であると言わざるを得ません。
これは、今の自民党だからということではなく、与野党問わず政治家の劣化を感じているわけですから、どんな政治家がどのように言っても不要だと言いたいのです。

今回の件が起こってから、さもありなんだったのは、やはり一部の政治家が一時的でも、日本でもこのような強権発動をできるようにしなければならない、という旨の発言されているようで、ある意味、事態がはっきりしていない段階で政治家としては当然発言としては慎重にならなければならない場面で、そのような断定的な発言をできること自体が劣化を表しており、そのような政治家は他で良い政策を掲げていても絶対的に支持してはならないことは明白です。
それこそ、いざという時、それこそ緊急事態(戦争も含む)に国民を守るという自らに課せられた政治家としての仕事をせず、自分と自分の周りの人たちしか守らない可能性が非常に高いからです。


話を元に戻して、今回の件で捜査の結果、ユン・ソンニョル氏がその立場を利用して、本当に恣意的に「非常戒厳」を発したのであれば、彼がそのような政治家であったことが証明され、そのような危険な政治家を国民が選んでしまっていた、ということになり、民主主義での選挙というものがいかに大切で、何も考えずに闇雲に投票することがいかに危険なものか思い知らされるわけです。

普段から政治に関心を持ち、ニュースなどの情報にもリテラシーを持って接し、いかに投票の時に十二分に普段からの自分の考えや意思を政治に反映させるかを考えておくことはとても重要で、投票行為が非常に重要で大切なものか、ということも考えさせられ、また国民全体が正しい方向を選択できるようにするためにも、普段からそのような心構えで政治に関心を持つ国民をいかに多くしておくかも、その国の命運、国民の命運を握っていると言っても過言ではないのだろうと思います。

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