こちらも、かなり話題になっているので、ご存知だと思うが、昨日、Appleの噂の新製品「MacBook Air」が発表された。
予てから、「超薄型のMac Book」が発表されるという噂が出ていたが、何を今さら、薄型なノートパソコンなんだろうか?と疑問に思っていた。
最近のWindowsパソコンは、Panasonicの「Let's note」に見られるように、軽くて小さくても丈夫さがニーズであり、Appleは、どちらかといえば、「MacBook Pro」で、そのニーズに以前から応えていた。だからこそ、Appleへの支持があったとも言えるだろう。なので、このような、「軽薄」な方向に向かう必要性はなかったと思うのだが。
今回の「Mac Book Air」を、以前、どこかで見たような気がして、思い出したのが、シャープ・Mebius「MURAMASA」だった。そう、薄型パソコンはこの時以降、ブームは去ったのだ。「何を、IMASARA」と感じた。
かなり、ケなしているが、いつものAppleの「質実剛健」さを感じられないのだ。もう、いろいろやりつくして、ネタがないのだろうか?
どちらかといえば、同じような価格帯で「Mac Book Pro」の12 or 13インチバージョンを出してほしかったような気もする。
と、まぁ、ここまで言っていても、部分的に見ると、Appleらしい工夫が随所に見られて、今回の軽薄化に貢献しているようで、その分、確かに、Appleの技術は上がっているように思うので、他の製品でフィードバックされることを期待したい。
個人的に、今回の基調講演で注目したのは、「iPod touch」の新しい5つのアプリケーションだった。ぜひ、使ってみたいと思った。
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「TREview:パソコン・インターネット > ノートパソコン > APPLE」(08/11/09追加。)