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「アルプスの臨界現象カレー」

2009年09月22日 19時05分03秒 | 藤原新也
藤原(新也)さんの著作に、「名前のない花」というエッセイ集がある。
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この中に収められているお話で、「アルプスの臨界現象カレー」というものがある。
藤原さんが、「日本一うまいカレー」と唸った、そのカレーのお店が、長野・駒ヶ根にある、というお話なのだが、JR飯田線の小町屋駅から東へ道なりに歩いて10分もしないところにある。
そのお店の名前が、「アンシャンテ」という。

実は、今日のお昼に、その「アンシャンテ」のカレーをいただいたのだ。
で、どうだったかというと、冗談やお世辞抜きで、真剣にうまかった。

長野・駒ヶ根アンシャンテのカレーを完食。
完食してしまった。

こんなにうまいカレーは、生まれて初めて食べることができたと言っていいぐらい、うまかった。また食べたい。
逆流性食道炎を押してまで、わざわざ東京から食べにいった甲斐があった。

さらに、感激したのは、実は、藤原さんの話は出さずに、普通のお客さんを装って、そのまま帰ろうと思っていたのだが、食べ終わってレジで支払いしていた時に、レジの前の机に、藤原さんの著作「メメント・モリ」が置いてあったので、思わず、藤原さんの本で、このお店を知ったことを言うと、何と、お店の奥のスペースに藤原さんの作品が飾られているというのだ。
まさか、とは思っていたが、ちゃんと額装された状態で、壁に5点。あと、藤原さんの著作(本)が数十点、棚に並べられてあった。
そして、お店は夫婦でやられているのだが、お二人とも気さくな方で、藤原さんにまつわるいろいろな話を聞かせてくれて、カレーの味と同じくらい、非常に濃密な時間を味わうことができたのでした。

いやぁ、これはまた行くでしょう。
まだ、長野のマイブームは終わりそうにありません。
マスターさんと「時間の流れ方がゆっくりしていていい。」とか言っていたら、「長野に住んだら?」と言われてしまいました。


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