昨日の前記事をエントリーしてから、しばらくして、自分でも読んでみたのだが、何かスッキリしない部分があった。
実は、昨日の記事で気にしていながらも触れなかったことがある。
それは、清徳丸の親子を捜索している僚船の燃料費は自腹なのだろうか？という素人くさい心配。
でも、最近、燃料費も上がっているだろうし、その上、僚船は漁もせず仲間を捜すために時間を費やしている。つまり、その間、収入がない。
もちろん、一緒に出かけた仲間の船が事故に遭ったわけだから、人命優先でやっておられるのだろうけど、そもそも今回の事故は自衛隊、要は国による原因であるところが大きい。いや、もう言い切ってしまってもいいだろう。
だから、捜索にかかる一切の費用、僚船の収入補償などを国がやるということにはならないのだろうか？
もちろん、そうなること、それに準ずることが決まりとしてあるのであれば、杞憂なのだが。（どなたか、詳しい方、教えてください。）
しかし、もし、心配するように自腹で、補償もないのであれば、また、ここに今の社会の縮図を見るような気がする。
今日、午前中、安全保障委員会で質問に立った民主党の鳩山さんが、「官尊民卑」という言葉を使っていて、やっと、スッキリした。昨日、触れなかった理由もこの言葉が出てこなかったせいなのかもしれない。
つまり、事故自体も、でっかい船が小さい船を目の前にしながら、避けることもせず、まっすぐ進んだというところが、陸上での車社会の軽自動車と高級車との力関係（それでも、車は船より、すぐに止まれるが。）に似ているし、また、「官尊民卑」そのままに、国の船であるがゆえに、サービスの悪い役所のように、その動きが機敏でない。同時に、事故後の対応も後手後手。事実もなかなか明確にされないし、二転三転。親方、日の丸のごとく、責任問題もどうなることやら、危機感が感じられない。
ちっぽけでも、その漁船で懸命に生計を立てていただろう親子が、危機管理をするはずの危機感のない組織のでっかい船に、それも自国の機関の船に、その漁船もろとも生活を奪われるようなことがあってもいいのか？
さらに、遭難した仲間を捜す僚船の、同じように生活をする漁師たちに、冒頭の書いたような援助もされないのであれば、非常に不条理な思いだ。
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笑えないですね。
そういう意味でも、かなりの問題を露呈してしまいましたね。
こんな自衛隊では自衛できないですよ。
今回のことで判明したのは。
漁船クラスの船に爆弾を満載すれば、日本のイージス艦は撃沈できるっていう国際的な認識だけですね。北朝鮮あたりはやるんじゃないでしょうか。
ふたりの人命と引き替えに得た知識がそれとは……もう、笑うに笑えませんね。
なるほどね。
とにかく、早い対応をお願いしたいですね。
生活がかかっているのですから。
＞SGMTさん
まぁまぁ、
確かにそうなんですが、だからこそ、責任を問われるべき人間が、きちっと問われなければならないわけで、だからこそ、真実が明らかにされなければならないわけです。
自衛隊員全て給料カットにすべき！
民間の事故だったら、夜中の捜索なんてしないくせに・・・
いったい幾ら使うんだ！