先日、観に行った上映会。
感想としては、まったく別物になるのは、仕方ないと思っていたものの…、
率直なところ、インスタレーションを観た時に感じた、作品の奥深さは感じなかった。
しかし、それ以外のところでインスタレーション(の形式)を引きずっているところがあり、それがDVD作品になる過程で、足を引っ張っている部分を感じる。
でも、それは、作家のせいではないような気がする。
むしろ、作家が自身でDVD化したことによって、陥りべくして陥ってしまったスパイラルのようなものなのかも…。
DVD化する過程で、第三者の客観的なアイデアとかを採用したりしていたら、観る側にとっては、良かったのかもしれない。
どちらにしても、このDVDによって、インスタレーションの何かしらを判断するのは、危ういと思う。
そして、この難しさは、逆に、あのインスタレーションが素晴らしかったことを再び物語っている。
TB。--------
「junzirog: 初台は、初めてダイ。」