少々、遅ればせながら…、
一昨日、北朝鮮が、核実験を実行してしまった。
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こういうことがあると、いつも思うことだが、
いったいあの国は何を考えているのだろう?
先生に相手してもらえないとゴネている幼い子供のようだ。
もちろん、アメリカは先生でもなんでもないので、相手はしない。
むしろ、6者協議で交渉の機会を与えてもらっているのだから、その場で言いたいことを言うべきだと思う。
それにしても、今回の実験で、
現地で、放射能の拡散した可能性は本当に大丈夫なのだろうか?
報道では、大丈夫っぽいことを言っているが、北朝鮮の国外の人間で誰も現地のすぐ近くで、放射能を量った人間はいないのだから、実際、現地の人たちで被爆した人がいるかどうかはわからない。
また、日本への影響も、実際、わからない。
それから、あの国が何かやらかすと、いつも、在日韓国・朝鮮人の方々に対して、一部の筋のズレた人間が、間違った非難を浴びせることがあるが、それも人間として恥ずかしい行為だ。
もちろんのことながら、核実験を実行した当事者でもないし、立場は「やっかいだ」と思っている僕らと同じである。
非難されるべきは、核実験をおこなった北朝鮮政府そのものだ。
今回、いままで制裁に反対していた中国が、歩み寄りの態度を見せていることにしても、この「核実験の実行」ということが、どれだけ重大なことかわかると思う。
僕ら日本人も「対岸の火事」として、いつまでも無関心に傍観しているわけにはいかないだろう。もう少し重大な関心を持たなければならないのではないだろうか?