気になっていた埼玉県川口市での運転手への銃撃を伴ったタクシー強盗。
逃走していた容疑者が昨日逮捕されました。
銃を所持しての逃走中とのことで、学校の登下校時の対応など、この件に対処されていた皆様は、とりあえず一安心だろうと思います。お疲れ様でした。
先日もこちらでタクシー運転手のことを取り上げていましたが、その記事中、福岡の事故に関してはドライバーがアクセルとブレーキを踏み間違えたとのことで、しっかりしていただきたいところではあります。
しかしながら、記事の中で主題としていたのは、タクシー運転手を取り巻く環境(2024年問題等の法律とその運用を含めた現場状況)とタクシー運転手という、いわば「ワンオペ仕事」の働く人自身の問題です。
特に、今回のようなタクシー強盗が起きる夜中で接客業を一人でする犯罪と隣り合わせの状況と自身の体調急変を含めた状況等のイレギュラーな状況が起きる可能性がある問題。
体調急変の部分はタクシー運転手だけのお話ではなく、物流業界のトラック運転手さんなども同じですが、このあたりは運転している車内に非常ボタン的な外部と通信ができるエマージェンシーを即座に伝えることができるボタンを仕事をする車すべてにつけてもらえたら、と以前から思っております。
トヨタ自動車の一部の車種には「ヘルプネット」というものがあるようです。
※他のメーカー様の車種でもあるようでしたらご教授をお願い申し上げます。
それから、今回のタクシー強盗のような犯罪に巻き込まれている状態のタクシー、あるいは何らかの助けを求めているタクシーについては、以前から下記リンクにありますように車外にSOSサインを出す仕組みがあります。
タクシーからのSOSサインを紹介しているサイト。
タクシーからのSOS!それってどんなもの?見かけたらどうする?(初めてのタクシーマニュアル)
※上記ページにあるような、SOSサインを出しているタクシーを見つけたら間違っていて良いので110番通報をお願い申し上げます。
以上のように、いろいろと考慮されたシステムが世の中には存在しているのですが、社会全体のシステムとして「人の命を守る」ということに確実に至るものについては、まだまだ構築されていないように、今の日本の社会でも思います。
もっと社会のいろいろな場面で「人の命を守る」ということに執着していただいても良いのかな?と思うのです。
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