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値上げ再び。物価高と減税。そして裏金問題。もう国民・有権者は黙っている場合ではない。

2024年06月02日 23時00分00秒 | 政治
京都精華大学の白井聡先生が「猛烈に反省してください」と昨年豊中市で開かれた某講演会で指摘されていた、安倍総理から岸田総理に代わって「少しはマシになるだろう」と思っていた部類の人間だった僕ですが、本当に多いに反省ですし、今なお反省しなければならないと思っています。

マシになるどころか、安倍政権時の余波もあってか、生活は酷くなる一方。
ウクライナ侵攻などの影響を考えても、何ともならんのか?と思うのは一般庶民の心情でしょう。

昨年定額減税を明らかにしたものの、その時のブログ記事にも書きましたが、その年の年末調整で減税されるのではなく今年に減税されるということでガックリ。年末年始に裏金問題が発覚し国民の反感を買い、で、やっとその時になってみたら、政府が実施していた電気・都市ガス料金への補助金制度「電気・ガス価格激変緩和対策事業」を終了させ、値上げ。
さらに、冒頭に上げた記事にもありますように飲食料品の値上げが614品目にも上るという状態。

 賃上げも中小零細企業にどれだけ行き渡っているのか不透明で、結局賃上げがなかったとの声が僕の周りでも聞こえてくるぐらいですから、あまり行き渡っていないのでしょう。
最終的に日本のお金の循環は良くならない=景気は良くならない見込み・可能性のほうが高い、というのが僕の肌実感です。

もちろん、政府は何もしていない、とは言いません。
現にこのブログでも過去にこちらの記事で紹介しています。しかし、その気になれば政府の方針から逃げようと思ったら何とか逃げれるのです。だから労務費の上乗せを拒否する顧客(大企業?)があり、それによって賃金が上げれない会社が存在します。(本当は罰せられるはずですが、これも中小零細企業の現場で行われているものに監督官庁による取り締まりが行われているのか、わかりません。どちらにしても精力的に行われているようには思えないのです)
この実態を政府がどう認識し考えているのか?不信感しかないでしょう。

ということで、今回の賃上げと4万円ぽっきりの減税では、冒頭の記事の写真にある「経済再生 実感をあなたに。」なんて、サッパリなくて嘘としか思えません。

そんな中で裏金問題はまだくすぶっており、政治資金規正法の改正も自民公明維新が合意した中身スカスカ改正案が成立する見込みになってきました。
先ほどの賃上げの話と同じで、改正後の法律から逃れようと思ったら逃れられてしまう改正案です。要するに抜け穴だらけです。
しかも、維新が提案していた「10年後に領収書を公開する」狙い(本音)は、山崎雅弘さんの下記のポストにありますように、
 
維新お得意の悪知恵全開案です。
贈賄罪(3年)、収賄罪(5年)、加重収賄罪(10年)の公訴時効を待ってから領収書を公開する案
こんな政治家として誠意に欠ける案を公党としてシレっと出してくるのはありえませんし、その案をシレっと受け入れる自民党もありえません。
以前から維新は政党ではなく悪党と言っていましたが、ここに自民党も仲間入りです。

国民が物価高で、さらなる値上げで生活が苦しめられている中、国会でこんな完全に国民・有権者が舐められているようなことが繰り広げられているのに、もう黙っているのはアホみたいなものです。
生活が苦しめられご自身の生活に必死の方は生活の維持に集中して頂いて、声をあげることのできる方は声をあげるべきです!!そして次の選挙で徹底的な鉄槌を下さなければなりません!!
僕は次の選挙まで、できうる限り声をあげ続けます!!!

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