はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

秋の京都をぶらり(その2)

2015-11-22 18:16:30 | 京都をぶらり
東山七条の交差点に智積院(ちしゃくいん)はあります。向かいには京都国立博物館(今、リンパで大にぎわいです)や三十三間堂などがありますが、智積院はあまり有名なお寺ではないようです。したがって人も少ないです。今回、中には入りませんでしたが、入口周辺の紅葉だけでも十分楽しむことができました。






三十三間堂のあるあたり一帯は、その昔、法住寺殿という後白河上皇の宮廷があったところだそうです。三十三間堂の東側には後白河上皇の御陵もあります。そのとなりに養源院というお寺がありました。石畳と門の取っ手でしょうか?面白かったので撮ってみました。
(養源院への石畳)

(取っ手を撮って…)

今回は、八坂さんあたりまで歩いて穴場の紅葉スポットを撮影する予定でした。ところが、今熊野観音の紅葉でも書きましたが、紅葉が今ひとつパッとしないので、早々と帰途につきました。

これではちょっと短すぎるので、もう少し付け加えましょう。今熊野観音寺から下りてきて、東大路通に出ると、大きなクスノキが見えてきます。このクスノキは新熊野神社(いまくまのじんじゃ)の御神木で、熊野から運ばれて後白河上皇がお手植えしたそうです。ということは、800年以上も経(立)っていると言うことですね。それにしても、後白河上皇の熊野へのこだわりには恐れ入ります。