はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

丸山千枚田の歴史にふれました

2022-07-06 18:15:15 | 知らない街をぶらり
展望台から棚田の全体を眺めたあと、棚田の中の道を下りて行きました。


時刻は午後5時半です。少しだけ夕陽が反射していました。日の入りまでは、まだ1時間以上あります。




横から眺めても見事な棚田です。




どこから眺めても壮観です。




丸山千枚田がいつ頃から存在するのかは明らかではないようです。




近くに熊野古道が通っているので、平安の時代にはあったのかもしれません。




紫陽花が咲いていました。




江戸時代の検地では2240枚の棚田があったとされています。




しかしその後はどこも同じですが、後継者不足や高齢化などで様々な要因で、耕作放棄が進み530枚まで減少したようです。




平成の時代になって「丸山千枚田保存会」が結成され、棚田の保存のための努力がなされたようです。




現在もオーナー制度などを実施して保存に務めているようです。




そんな人々の努力があって、歴史的遺産といえる棚田が残っていたということです。




おかげで観光で訪れた私たちもこの景観を楽しむことができました。




見上げると城のような石垣が積まれていました。




長い歴史をかけて作りあげた棚田というのがよくわかります。




以前から訪れたかった丸山千枚田も見ることができて、大満足の紀伊半島の旅になりました。

あとは、紀勢自動車道・伊勢自動車道・新名神と高速道を走って大阪への帰路につきました。

弾丸日帰り紀伊半島一周のドライブ旅はこれで終了です。


※訪問日 2022.6.30


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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (はりさん)
2022-07-09 15:22:57
よっちんさん
こんにちは。
信州に旅していたので返信が遅くなりました。
私からすると棚田は素晴らしい撮影地ですが
維持する側から見ると大変な努力なんですね。
それでも後世にも残って欲しいものですね。
いつもありがとうございます。
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Unknown (よっちん)
2022-07-08 20:48:02
棚田は先人達の汗と涙で
作り上げた貴重な財産です。

できる限り後世に
残していきたいですね。

応援ぽち
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Unknown (よっちん)
2022-07-07 19:55:25
日本人の米の消費量が
年々減ってきていますが
政府は「米を食べよう」というような
キャンペーンすらしないようです。

もっとお米を食べて欲しいですねぇ。

応援ぽち
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Unknown (はりさん)
2022-07-06 19:44:09
よっちんさん
こんばんは。
政府は無能でも良識ある民衆の力で
日本の美しい景観を残して行きたいですね。
棚田とはどうしてもお米が食べたかった
日本人の執念の結果だと思っています。
いつもありがとうございます。
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Unknown (よっちん)
2022-07-06 19:20:47
農業の後継者不足、
そして食料自給率の低さ。

これらに政府は何の手も打ってこなかったと思います。
なのに農村では自民党支持が多いというのは
摩訶不思議なんですよねぇ。

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