今回の信州旅の目的は、姨捨の棚田の風景を見ることと、鉄道で姨捨駅に行くことでした。
姨捨駅は特急「しなの」で何度か通ったことはあるのですが、特急はホームを通らずに駅の下の方を通過するだけです。
ということで、長野駅から普通電車で姨捨駅をめざすことにしました。
長野駅です。向かいのホームにしなの鉄道の車両が停まっていました。
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やって来た電車が、これから乗る松本行き8時16分発の普通電車です。長野駅で折り返し運転をします。
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長野駅から姨捨駅までは約30分です。一つ手前の稲荷山駅を出ると、ぐんぐんと急斜面を上りはじめました。
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車窓からは、昨日訪れた棚田も見えはじめました。
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乗って来た、松本方面に向かう電車を見送ります。実は、姨捨駅に着く前に、この駅ならではのお楽しみがあったのですが、それはのちほどに。
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まずはホームからの景色を眺めます。ここからの景色は「日本三大車窓」に数えられる景色なんです。車窓からじゃないですが(笑)
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善光寺平が広がります。ちょっと霞んでいるのが残念でした。
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ホームから眺める棚田も素敵でした。昨日は棚田から駅を眺めていました。
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駅の下を、長野方面に向かう電車が坂を下って行きました。先ほどは、私が乗った電車がこの坂を上って来たのです。
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跨線橋からの眺めです。
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そして、駅の看板ですがアルファベットのZの形になっています。これは、スイッチバックを表しているのです。ここはスイッチバックのある珍しい駅なんです。
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駅舎も素敵でした。昭和9年に建造された2代目の駅舎だそうで、大正ロマンの香りがしました。(平成22年にリニューアルされたそうです。)
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急勾配の箇所にあるため駅が造れず、スイッチバック方式の駅になったそうです。両ホームの先は行き止まりで車止めがあります。
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松本方面を望みます。線路が複雑に交差しています。タモリさんが喜びそうなところです。
先ほど私が乗って来た電車は、左の坂を上ってきて一旦奥まで行き、そのあとバックして駅に戻ってきたというわけです。
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再びホームからの眺めです。長野方面に向かうホームから写しています。ベンチの向きに注目ください。
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素敵な眺めが広がります。クルーズトレイン「四季島」の停車駅にもなっているそうです。
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9時29分発の長野行きの電車がやって来ました。姨捨駅には45分ほどの滞在でした。
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電車の一番後ろの車両に乗り込みました。駅を発車しましたが、反対の方向に進みます。したがって今は一番先頭車両です。
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そして、一番左の奥に向かって行き、そこで停車します。
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再び動き出した時には、一番後ろの車両になっていました。
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右上に駅を見ながら姨捨駅をあとにしました。スイッチバックのことが少しはわかっていただけたでしょうか。
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はじめにも書きましたが、姨捨駅は普通電車しか停まりません。特急「しなの」は、スイッチバックはしないで駅の下を通過して行きます。
姨捨駅は眺めも素晴らしく、スイッチバックも楽しめるという、とても素敵な駅でした。車でも来る事が出来ますが、やはり電車で訪れたい駅です。
※訪問日 2020.9.22
姨捨駅は特急「しなの」で何度か通ったことはあるのですが、特急はホームを通らずに駅の下の方を通過するだけです。
ということで、長野駅から普通電車で姨捨駅をめざすことにしました。
長野駅です。向かいのホームにしなの鉄道の車両が停まっていました。
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やって来た電車が、これから乗る松本行き8時16分発の普通電車です。長野駅で折り返し運転をします。
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長野駅から姨捨駅までは約30分です。一つ手前の稲荷山駅を出ると、ぐんぐんと急斜面を上りはじめました。
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車窓からは、昨日訪れた棚田も見えはじめました。
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乗って来た、松本方面に向かう電車を見送ります。実は、姨捨駅に着く前に、この駅ならではのお楽しみがあったのですが、それはのちほどに。
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まずはホームからの景色を眺めます。ここからの景色は「日本三大車窓」に数えられる景色なんです。車窓からじゃないですが(笑)
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善光寺平が広がります。ちょっと霞んでいるのが残念でした。
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ホームから眺める棚田も素敵でした。昨日は棚田から駅を眺めていました。
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駅の下を、長野方面に向かう電車が坂を下って行きました。先ほどは、私が乗った電車がこの坂を上って来たのです。
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跨線橋からの眺めです。
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そして、駅の看板ですがアルファベットのZの形になっています。これは、スイッチバックを表しているのです。ここはスイッチバックのある珍しい駅なんです。
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駅舎も素敵でした。昭和9年に建造された2代目の駅舎だそうで、大正ロマンの香りがしました。(平成22年にリニューアルされたそうです。)
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急勾配の箇所にあるため駅が造れず、スイッチバック方式の駅になったそうです。両ホームの先は行き止まりで車止めがあります。
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松本方面を望みます。線路が複雑に交差しています。タモリさんが喜びそうなところです。
先ほど私が乗って来た電車は、左の坂を上ってきて一旦奥まで行き、そのあとバックして駅に戻ってきたというわけです。
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再びホームからの眺めです。長野方面に向かうホームから写しています。ベンチの向きに注目ください。
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素敵な眺めが広がります。クルーズトレイン「四季島」の停車駅にもなっているそうです。
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9時29分発の長野行きの電車がやって来ました。姨捨駅には45分ほどの滞在でした。
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電車の一番後ろの車両に乗り込みました。駅を発車しましたが、反対の方向に進みます。したがって今は一番先頭車両です。
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そして、一番左の奥に向かって行き、そこで停車します。
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再び動き出した時には、一番後ろの車両になっていました。
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右上に駅を見ながら姨捨駅をあとにしました。スイッチバックのことが少しはわかっていただけたでしょうか。
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はじめにも書きましたが、姨捨駅は普通電車しか停まりません。特急「しなの」は、スイッチバックはしないで駅の下を通過して行きます。
姨捨駅は眺めも素晴らしく、スイッチバックも楽しめるという、とても素敵な駅でした。車でも来る事が出来ますが、やはり電車で訪れたい駅です。
※訪問日 2020.9.22
いやいや分かり易い説明で、楽しめました。
長野在任時代に松本で飲んで、夜の鈍行で帰って来た時の
姨捨からの夜景が忘れられません。
田毎の月も素晴らしいですが
善光寺平の夜景も素晴らしいです。
また冬の空の星空も、一度味わってみて下さい。
こんばんは。
分かっていただいてありがとうございます。
というか、いつも通ってはりましたか。
松本からの帰りほろ酔い気分で見る夜景は
忘れられない思い出でしょうね(笑)
素敵な話をありがとうございました。
電車ではありませんが赤倉に向かう時に
姨捨SAから見た明けゆく善光寺平の風景も
素晴らしかった事を覚えています。
一度夜景も撮りに行きたいと思います。
いつもありがとうございます。
姨捨駅構内でのスイッチバックの様子がよく分かり、興味深く拝見しました。
この駅のためにだけ引き上げ線を設けて、複雑な構内配線となっているんですね。
単線ですのでホームは上下共用でも良いのか?と思いましたが、
こうしてホームを2本設けることで上下列車共に1回のスイッチバックで運行出来、また上下列車ともに同時に特急待避も可能と言うことかな?と。
そんなことを考えながら駅構内の線路を辿ってみるのは楽しかったです。
ずいぶん昔に長野電鉄で湯田中温泉へ行った時、
湯田中駅でスイッチバックが行われてました。
今はスイッチバックは廃止されているようですね。
単線での行き違いのためには2本が必要ということですね。
珍しい駅の構内配線で、色々なことを考えることが出来る姥捨駅は、
鉄道マニアには列車の運行状況を見ているだけでも楽しそうな駅です。
おはようございます。
きっと興味深く見ていただけるだろうなと思っていました(笑)
なぜ上下線のホームがあるのかなと少しだけ疑問でしたが
あまり深く考えていませんでした(笑)
takayanさんの説明を聞いてよく分かりました。
さすがtakayanさんは鉄道の専門家ですね。
一度、奥で待機する所の名前が分からなかったのですが
「引き上げ線」というのも勉強になりました。
ところで京阪電車の大谷駅は日本一の急傾斜の駅ですが
スイッチバックにはならなかったのは
電車と蒸気機関車の差だったんでしょうか。
そんな事を考えるのも楽しいですね。
いつもありがとうございます。