明日香の話題が続きましたが、今回も明日香村周辺の古墳の話です。
実は少し前に明日香に行った時のものですが、アップする機会を逃していました。
9月23日に葛城山麓に彼岸花を撮りに行き、明日香に移動中に立ち寄った市尾墓山古墳です。
きれいな前方後円墳というのがよくわかる古墳です。
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高取町にある古墳です。全長66m、高さ10mの古墳時代後期の古墳です。
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被葬者は地域の有力な豪族であった巨勢氏の首長と考えられています。
駐車場が無かったので、急いで撮影しました。次回は電車で行ってゆっくり見学したいです。
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次にやって来たのは明日香にある植山古墳です。(明日香と書きましたが正しくは橿原市になります。)
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植山古墳の説明です。
大阪府太子町にある山田高塚古墳へ改葬される前の、推古天皇と竹田皇子の合葬墓ではないかと考えられています。
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周辺は公園として整備されていますが、草ボウボウでした。
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すぐ近くに見瀬丸山古墳が見えます。林になっている所が後円部で、宮内庁から「畝傍陵墓参考地」に治定されています。
そこから右に丘のようなところが前方部です。奈良県で一番大きな古墳です。
被葬者は、欽明天皇や蘇我稲目などの名前が挙げられています。
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もう一つアップする機会を逃していたのが下の写真の束明神古墳の石槨です。
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橿原考古学研究所附属博物館の入り口に展示されています。(レプリカです)
束明神古墳は真の草壁皇子の墓と考えられていて、この石槨もそれに相応しいものでした。
橿原考古学研究所附属博物館を訪れたのは8月22日の暑い日でした。
束明神古墳には2021年の11月に訪問し、ブログも作っていますので、それを再掲しておきます。
「明日香の古墳を訪ねて(2)」2021.11.14
明日香の古墳を訪ねています。
今回訪ねたのは、高松塚古墳のような有名な古墳ではなく、マイナーな古墳ばかりです。
牽牛子塚古墳から歩くこと30分でマルコ山古墳が見えて来ました。
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なんとなく高松塚古墳に似ていますが、同じ頃に造られた古墳のようです。
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案内板です。六角形の形をした古墳だそうで、皇族クラスの人物が葬られているそうです。(天武天皇の皇子説が有力のようです)
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墳丘からの眺めです。
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発掘調査の時には、高松塚古墳のような壁画が出てくるのではと話題になったようです。(壁画は描かれていなかったようです)
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いったん近鉄吉野線の線路まで下りて、再び次の古墳をめざして歩いています。先ほどまでいたマルコ山古墳が見えます。
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めざしているのは束明神古墳(つかみょうじんこふん)です。その古墳のある佐田の集落が見えてきました。
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道中にはコスモス畑もありました。
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集落の中の細い道を歩いていくと、案内標識がありました。
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石段の先に春日神社がありました。その境内に束明神古墳はあります。
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束明神古墳の案内板です。最後に書いてあるように、この古墳は草壁皇子の真の古墳と考えられています。
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円墳のように見えますが八角形だそうです。八角形ということは‥。
草壁皇子は天武天皇と持統天皇の皇子で、天皇に即位する前に亡くなってしまった皇子です。
異母兄弟に悲劇の大津皇子がいるのですが、その話をすると時間が足りなくなってしまいます。
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現在、草壁皇子の墓とされる古墳も少し離れた所にあります。「岡宮天皇陵」として、宮内庁によって厳重に管理されています。
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帰り道、もう一度マルコ山古墳を眺めながら飛鳥駅にむかいました。やはり古墳巡りはロマンがあって面白いです。
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ちょうど近鉄電車がやって来ました。今度は「撮り鉄」に来るのも面白そうです。
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この日は天気も良くて明日香を散策するにはちょうど良かったです。
汗をかきながら1万5千歩ほど歩きました。
※訪問日 2021.11.5
以上、寄せ集めのような形になりましたが、古墳めぐりの話でした。
実は少し前に明日香に行った時のものですが、アップする機会を逃していました。
9月23日に葛城山麓に彼岸花を撮りに行き、明日香に移動中に立ち寄った市尾墓山古墳です。
きれいな前方後円墳というのがよくわかる古墳です。
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高取町にある古墳です。全長66m、高さ10mの古墳時代後期の古墳です。
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被葬者は地域の有力な豪族であった巨勢氏の首長と考えられています。
駐車場が無かったので、急いで撮影しました。次回は電車で行ってゆっくり見学したいです。
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次にやって来たのは明日香にある植山古墳です。(明日香と書きましたが正しくは橿原市になります。)
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植山古墳の説明です。
大阪府太子町にある山田高塚古墳へ改葬される前の、推古天皇と竹田皇子の合葬墓ではないかと考えられています。
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周辺は公園として整備されていますが、草ボウボウでした。
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すぐ近くに見瀬丸山古墳が見えます。林になっている所が後円部で、宮内庁から「畝傍陵墓参考地」に治定されています。
そこから右に丘のようなところが前方部です。奈良県で一番大きな古墳です。
被葬者は、欽明天皇や蘇我稲目などの名前が挙げられています。
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もう一つアップする機会を逃していたのが下の写真の束明神古墳の石槨です。
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橿原考古学研究所附属博物館の入り口に展示されています。(レプリカです)
束明神古墳は真の草壁皇子の墓と考えられていて、この石槨もそれに相応しいものでした。
橿原考古学研究所附属博物館を訪れたのは8月22日の暑い日でした。
束明神古墳には2021年の11月に訪問し、ブログも作っていますので、それを再掲しておきます。
「明日香の古墳を訪ねて(2)」2021.11.14
明日香の古墳を訪ねています。
今回訪ねたのは、高松塚古墳のような有名な古墳ではなく、マイナーな古墳ばかりです。
牽牛子塚古墳から歩くこと30分でマルコ山古墳が見えて来ました。
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なんとなく高松塚古墳に似ていますが、同じ頃に造られた古墳のようです。
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案内板です。六角形の形をした古墳だそうで、皇族クラスの人物が葬られているそうです。(天武天皇の皇子説が有力のようです)
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墳丘からの眺めです。
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発掘調査の時には、高松塚古墳のような壁画が出てくるのではと話題になったようです。(壁画は描かれていなかったようです)
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いったん近鉄吉野線の線路まで下りて、再び次の古墳をめざして歩いています。先ほどまでいたマルコ山古墳が見えます。
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めざしているのは束明神古墳(つかみょうじんこふん)です。その古墳のある佐田の集落が見えてきました。
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道中にはコスモス畑もありました。
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集落の中の細い道を歩いていくと、案内標識がありました。
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石段の先に春日神社がありました。その境内に束明神古墳はあります。
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束明神古墳の案内板です。最後に書いてあるように、この古墳は草壁皇子の真の古墳と考えられています。
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円墳のように見えますが八角形だそうです。八角形ということは‥。
草壁皇子は天武天皇と持統天皇の皇子で、天皇に即位する前に亡くなってしまった皇子です。
異母兄弟に悲劇の大津皇子がいるのですが、その話をすると時間が足りなくなってしまいます。
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現在、草壁皇子の墓とされる古墳も少し離れた所にあります。「岡宮天皇陵」として、宮内庁によって厳重に管理されています。
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帰り道、もう一度マルコ山古墳を眺めながら飛鳥駅にむかいました。やはり古墳巡りはロマンがあって面白いです。
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ちょうど近鉄電車がやって来ました。今度は「撮り鉄」に来るのも面白そうです。
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この日は天気も良くて明日香を散策するにはちょうど良かったです。
汗をかきながら1万5千歩ほど歩きました。
※訪問日 2021.11.5
以上、寄せ集めのような形になりましたが、古墳めぐりの話でした。
囲まれるような場所で暮らしているので
古墳の貴重さにマヒしています^^
応援ぽち
こんばんは。
古市古墳群のような巨大古墳が近くにあれば
確かにマヒしてしまいそうですね(笑)
いちおう世界遺産になっているようですが
それがどうしたの?って感じでしょうか。
いつもありがとうございます。
古墳の中に入れるわけじゃないし
気球にでも乗って上空から見ない限り
前方後円墳の形は分かりません。
ですので観光客が増えるわけもなく
経済効果は皆無ですね^ ^
応援ぽち
こんにちは。
世界遺産になっても
何も変わらないだろうなと思っていました。
古墳のほとんどが宮内庁管理ですから
テーマパークのようにはなりませんね。
いつもありがとうございます。