はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

朝陽に染まる白馬連峰の峰々

2022-03-11 19:25:25 | カメラ紀行
清少納言『枕草子』に「春はあけぼの、やうやう白くなりゆく山ぎは、すこしあかりて、紫だちたる雲のほそくなびきたる。」とあります。
まさにその情景を味わっているような風景が広がっていました。



時刻は6時20分です。「春はあけぼの」と言いたいところですが、寒くて凍りそうです。





ここから望遠レンズに交換して、朝陽に染まる白馬連峰の峰々を撮影しました。


白馬鑓ヶ岳(2903m)です。





白馬鑓ヶ岳と杓子岳(2812m)です。白馬鑓ヶ岳の下の方には秘湯の白馬鑓温泉があるのですが、雪の下でしょう。





そして白馬連峰の盟主、白馬岳(2932m)です。ここには3度登りました。(もちろん夏山です。)





八方尾根と不帰ノ嶮(かえらずのけん)です。





不帰ノ嶮です、中央の三角形がI峰で、左がⅡ峰(北峰と南峰)、Ⅲ峰と続きます。





中央の少し低いですが、とんがっているのが唐松岳(2696m)です。





五竜岳(2814m)です。武田菱がはっきりと見えます。





五竜岳の手前は遠見尾根でしょうか?近寄り難い斜面です。





ぎりぎり鹿島槍ヶ岳北峰(2842m)が見えました。南峰(2889m)は北峰の後ろです。





ゴンドラとリフトで八方山荘あたり(右上にある建物)まで行こうかと考えていましたが、やめておきました。





私の若い頃は黒菱から八方山荘までのリフトは無く、スキーを担いで歩いて登っていました。





望遠レンズで白馬連峰の峰々を撮っている間に、時刻は6時40分になりました。






白馬三山もすっかり明るくなりました。






いつまでも眺めていたい風景ですが、そろそろ移動しましょう。




次回は、白馬大橋からの風景です。


※撮影日 2022.3.9


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6 コメント

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Unknown (はりさん)
2022-03-12 22:42:09
iwakohさん
こんばんは。
そう言っていただくと恐縮です。
信州紀行はまだ続くのでよろしくお願いします。
コメントありがとうございます。
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Unknown (iwakoh)
2022-03-12 18:36:42
ただただ、うっとりです。
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Unknown (はりさん)
2022-03-12 08:26:56
信さん
おはようございます。
朝のその時間はいつもは布団の中ですが
アルプスを目の前にするとアドレナリンが出る感じで
1時間はあっという間に過ぎていました。
このあと八方尾根にも行きたかったのですが
朝からいいものが見られたので今回はやめました。
今年は確かに雪が多く桜も遅れるかもしれませんね。
いつもありがとうございます。
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Unknown (はりさん)
2022-03-12 08:15:54
takayanさん
おはようございます。
今回の信州の旅のテーマは「冬のアルプス」でした。
山を撮るなら朝一番なので夜明け前から待機していました。
おかげさまでモルゲンロート(少しですが)に染まる
白馬連峰の撮影をすることができました。
寒かったですがしっかり着込んでいたので大丈夫でしたが
カメラが凍りそうになっていたので結露が心配でした。
いつもありがとうございます。
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残雪と暁 ()
2022-03-12 07:17:27
お早うございます。

AM5:45から6:40
太陽が出る前の一番寒い時間帯ですね。
やはり行動力が無いと、良いものは撮れませんね。
素晴らしいモルゲンロートです。
これをリアルで1時間撮影した根性に脱帽です。
残雪の上高地を歩きたいと思っていますが、重い腰が上がりません。
それにしても今年は雪が多いです。
白馬の桜も遅れそうですね。
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Unknown (takayan)
2022-03-12 00:14:21
こんばんは。
明け方の青みがかった雪景色は、「春はあけぼの」とはほど遠く、
写真を見ていても厳しい寒さが伝わってきます。
でも赤く染まりゆくアルプスの風景からは、温かさが感じられますね。
モルゲンロートに染まる白馬連峰は、本当に素晴らしく感動ものです。
厳しい寒さでの撮影でしたが、絶好の天気に恵まれて、
久しぶりの信州を堪能されたことと思います。
次回も楽しみにしています。
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