はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

山から海へ

2022-09-22 17:55:55 | 知らない街をぶらり
そば畑からの撮影を楽しんだあと、もう少し山に近づいてみることにしました。
というか、近くにサントリーの白州蒸溜所があるので行ってみることにしたというのが正しいです。


少し近づくだけで甲斐駒ケ岳が迫力ある姿を見せてくれました。摩利支天もはっきりと見えます。




さらに近づくと、前の山が邪魔になって見えにくくなりました(笑)




稲穂が綺麗だったので、稲穂と甲斐駒ケ岳です。




少しバックして撮りました。




このあと、サントリーの白州蒸溜所に行ったのですが、予約がないと入れないということで、残念ながら入場できずでした。

仕方なく向かったのが、道の駅「はくしゅう」です。甲斐駒ケ岳がよく見えます。




ここで、なぜかマルスウイスキー(駒ヶ根のウヰスキーです。)やアルプスワイン(山梨県草吹市)などを購入しました。
南アルプスの天然水も湧き出ていて、みなさん2リットルのペットボトルに何本も汲んでおられました。私も飲んでみましたが美味しい水でした。



富士山めざして南へ20号線を走っていると、正面に富士山が見えました。しかし、富士山が見えたのがこれが最後でした。




同じ場所から振り返って撮ったのが下の2枚の写真です。多分高い山が甲斐駒ケ岳だと思います。右のほうが鳳凰三山のオベリスクでしょうか?




少しズームアップして撮ったものです。(撮影地は韮崎市です。)




このあと、韮崎インターから中央道に乗り、そのあと中部横断自動車道で清水港をめざしました。
中部横断自動車道の身延山あたりは最近開通したようで、あっという間に清水港に着きました。
肝心の富士山ですが、ライブカメラで調べると、どの方向から見ても雲の中に隠れたようでした。
富士山は諦めて遅めの昼食をとることに。せっかく清水港に来たので、魚市場食堂まぐろ館でいただきました。


そしていただいたのが「富士盛りまぐろ丼」です。




富士山が見られなかったので、せめてマグロで富士山を、と思って注文しました。




これで小です。大にしなくて良かったです(笑)




このメニューに惹かれました。




お店の名前は忘れました。




こうして、山登りや、温泉や、山の写真や、海の幸を楽しんだ旅は終わりました。


※訪問日 2022.9.14

そば畑と甲斐駒ケ岳

2022-09-21 09:55:55 | 知らない街をぶらり
今回の旅では、富士山も撮影の候補だったので、松本から南をめざすことにしました。
朝の天気は曇り空でしたが、時間が経つごとに青空が広がってきました。
南アルプスや八ヶ岳も気になるので、中央道を小渕沢で降りて周辺を走ってみることにしました。
すると、八ヶ岳は雲の中でしたが、南アルプス側の雲が切れて甲斐駒ケ岳が姿を見せてくれました。


そば畑と甲斐駒ケ岳です。




撮影場所は小海線の甲斐小泉駅を南に行ったあたりです。




甲斐駒ケ岳は絵になる山です。一度登りましたが、反対側の北沢峠から登りました。




このソバ畑は偶然見つけました。




景色の良い所を見つけるのも旅の楽しみです。




そばの花も綺麗です。




稜線付近には雲がかかっていますが、よく見ると左手に北岳の頭が見えました。北岳は標高第2位の山です。




北岳(左の山)を少しアップで。北岳にも一度登りました。




よく見ると鳳凰三山も見えました。とんがっているのはオベリスクでしょうか?鳳凰三山には詳しくありません。




八ヶ岳山麓の素敵な風景です。




すぐ近くには赤い花(センニチコウでしょうか?)も咲いていました。お家も絵になります。




赤い花と白いそばの花と南アルプスの美しい景色が撮れました。




そして、待望の富士山も見えました。よく目を凝らして見てくださいね(笑)




何年か前にこの近くの富士見平展望台から富士山の撮影をしたことがあります。
富士山は少し霞んでいましたが、甲斐駒ケ岳の迫力ある姿が印象的でした。
山のある風景は季節ごとに違う表情を見せてくれます。


※撮影日 2022.9.14

下山後の楽しみは

2022-09-19 17:17:17 | 山歩き
西穂丸山まで登ってきたのですが、天気もいまいちなので引き返すことにしました。


振り返ると、独標あたりは完全にガスに包まれてしまいました。




左手の尾根は明神岳の東南稜でしょうか。今年の夏山は八方尾根、木曽駒ケ岳、そして今回とガスの景色ばかりです(笑)




稜線上の植物は秋に向かって色づき始めていました。




こういう色づきも良いものです。




イワツメクサは元気でした。




この赤い実は何でしょう。




もう一度、上高地帝国ホテルです。秋には梓川のカーブの所で黄金色に輝くカラマツを撮りました。




霞沢岳と大正池方面です。




笠ヶ岳は完全に雲の中ですが、その上には青空が見えました。




このあと西穂山荘でMさんと合流し、1時間かけてロープウェイの西穂高口駅へ下りました。
2:45分のロープウェイに間に合わそうと、最後は少し焦りながら早足で歩きました。



山から下りたら楽しみはビールと温泉です。車の運転があるのでビールは我慢してコーラを飲んで温泉へと急ぎました。

今回の温泉は私が大好きな深山荘の温泉です。吊り橋のかじか橋を渡ります。




かじか橋の下には蒲田川が流れます。もちろんイワナが泳ぐ川です。




川原に面して露天風呂があります。




深山荘には5〜6回は泊まったと思いますが、今回は日帰り入浴だけです。




露天風呂は3段になっていて、ここが1段目です。




1段目と2段目です。




2段目と3段目です。その先は蒲田川です。




温泉で汗を流してスッキリしたあと、松本市内のビジネスホテルを予約して、松本へと向かいました。
旅館で美味しい料理と地酒を飲むのもいいですが、ビジネスに泊まって居酒屋で飲み食いするのもいいものです。
さて、ホテルに着いたのは6時過ぎです。もうビールが我慢できないので、ホテルの近くの居酒屋に入ったのですが、それが大正解でした。

ここからはスマホの写真です。まずは馬刺三種盛りです。これが絶品でした。(箸をつけてから撮りました。)




大揚げ炙りおろしです。松本市内の有名なお豆腐屋さんのお揚げだそうです。




これは松本名物の山賊揚です。




他にも色々食べましたがどれも美味しかったです。もちろん地酒も美味しかったです。




お店の名前は「来っ来知っ来(くっくちっく)」です。
こじんまりしたお店で、地元の常連さんが多く、早く行かないと入れないかも知れない人気店でした。


※訪問日 2022.9.13

西穂丸山まで登りました

2022-09-18 17:29:29 | 山歩き
ロープウェイ の駅から1時間30分かけて西穂山荘までやってきました。
もうヘロヘロで、ここまでで良いかと思ったのですが、せめて丸山までは頑張ろうと重い腰をあげました。
小屋を出るといきなり急な岩場があり、ハアハア言いながら、なんとか上高地方面が見えるところまで登ってきました。


小屋(赤い屋根)から少し登ったところですが、いきなり視界が開けます。焼岳はよく見えますが、後ろの乗鞍岳は雲がかかっていました。




谷をはさんで、霞沢岳がかっこよくそびえていました。




その下には大正池です。この景色を見るのも楽しみでここまで登ってきました。




赤い屋根は上高地帝国ホテルです。河童橋はここからでは見えません。




左手の笠ヶ岳もすっかり雲に隠れてしまいました。




もう一度西穂山荘を振り返ります。




少し登ると丸山(人が立っている所)が見えてきました。




丸山の先、独標あたりはガスっていますが、西穂高岳の山頂付近はガスが切れているようです。




なんとアサギマダラが飛んでいました。アサギマダラは旅する蝶です。




斜面のダケカンバです。




ここまで来ると上高地バスターミナルが見えました。




霞沢岳にも雲がかかってきたようです。




丸山から少し登った所です。独標あたりはガスっているので、今回はここまでにすることにしました。




私は独標には2度登っているので、まだ登ったことのないMさんだけ行ってもらうことにしました。




笠ヶ岳方面もすっかり雲の中です。一瞬ポツリときましたが、それだけで終わってくれました。




西穂山荘で待ち合わせにしたので、少し紅葉の始まった植物などを撮りながら、ゆっくりと下ることにしました。




西穂独標には2度登ったと書きましたが、その先にある西穂高岳には登ったことがありません。
穂高は奥穂・前穂・北穂と登っているのですが、西穂だけが未踏のままです。
一度、西穂をめざして登り出したのですが、ピラミッドピークに登ったところで、友人がこれ以上行けないということで引き返しました。
若い頃の思い出ですが、この先もう西穂の頂上に立つことは無いでしょう。

<つづきます>

※訪問日 2022.9.13

新穂高温泉ロープウェイに乗って

2022-09-17 18:17:17 | 山歩き
久しぶりに新穂高ロープウェイに乗って、山歩きをして来ました。
初めは友人のMさんと山の写真を撮りに行く計画を立てていました。
しかし、せっかくなので月山登山の足慣らしも兼ねて山歩きもすることにしました。
ロープウェイで登れる山から選んだのがここになりました。
天気予報はイマイチでしたが、朝なら晴れていそうなので、夜から出発しました。
夜中の2時頃に新穂高の登山者駐車場に到着しましたが、8割がた埋まっていてびっくりしました。



新穂高温泉観光案内所から見上げた笠ヶ岳です。




朝の7時ごろは天気予報どおり晴れていましたが、しばらくすると雲が増えてきました。




朝一番のロープウェイは8時30分でした。(7時ごろから動かして欲しいのですが。)




笠ヶ岳の稜線には早くも雲が湧いてきました。




ここのロープウェイに乗るのも久しぶりです。今はこんな色になっています。




8時54分に山頂駅に到着です。




展望台から眺めた西穂高方面は残念ながら雲の中でした。(最近このパターンが多いです。)




笠ヶ岳はなんとか見えていました。




笠ヶ岳も思い出の山です。




こちらは錫杖岳でしょうか。




焼岳はすぐ隣の山です。




展望台の様子はこんな感じです。平日ということもありますが、ちょっと寂しい感じがしました。




展望台からの景色を楽しんだら、西穂山荘に向けて出発です。途中の休憩した所からの西穂高岳方面です。




独標(一番右のピーク)も見えました。




今回の足慣らし登山では、天気が良ければ独標まで登るというのが当初の目標でした。




西穂山荘までは樹林帯の中を進みます。コースタイムは1時間10分ですが、結構厳しい登りで、とてもそんな時間では歩けません。




ということで1時間30分かかって西穂山荘に到着しました。




実はこのルートを歩くのは5回目ですが、きつい登りのことを忘れていました。
ここまで歩いただけでヘトヘトになり、もうここまででいいかと思いました。

<つづきます>

※登山日 2022.9.13