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庭のハクモクレンは樹齢40年を超してかなりの大木である。毎年、3月になると、一面を白一色に包み、見事に咲く。ところが、これが我が家の「憂きごと」の一つになっている。
庭には種々のツバキや梅があるが、モクレンは1本である。来訪者の誰もが見上げて賞賛してくれる。いつまで咲いているのだろうか。気になるのは、寒の戻り。明日の最低気温は何度になるのだろうか。全てが咲ききった記憶がない。モクレンの花びらほど霜に弱いものはない。
「やっぱり!」、昨夜の遅霜で無情にも黒く……。あ―、春のこころはのどかではない。
志布志市 一木法明 2015/3/31 毎日新聞鹿児島版掲載
写真は一木さんのブログことだま日記より
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