お詫び 2018-01-15 22:15:50 | はがき随筆 都合により、しばらくの間投稿を休ませていただきます。 facebookに、毎日ペンクラブ会長、高橋誠さんが、投稿しておられますので、よろしくお願いいたします。 by アカショウビン
風物詩 2018-01-06 18:13:36 | はがき随筆 > まるでパンチを繰り出したような花茎が3方向交互、円すい状に延びるビワのつぼみ。小さな白い花も咲き出し、甘くキリッとしたえもいわれぬ香りが辺りに漂う。摘花の時期が来た。 3~6個のつぼみ、花を残す作業だ。これに栄養が集中、5月にはだいだい色のビワになる。秋ごろから枝切りし、樹高を低くしたので花の数は相当減ったが、摘花作業には時間を要した。週末は母と、時には妻の応援をもらい、昨年11月末に一通り作業を終えた。この後、摘果と袋掛け作業がある。さてどんなビワになることやら。出来が気がかりだが楽しみ。 垂水市 川畑千歳 2018/1/6 毎日新聞鹿児島版掲載 中庸のすすめ 2018-01-06 18:03:12 | はがき随筆 過ぎたるは及ばざるがごとしとあるが、今回痛感させられた。健康目的のウオーキングで、どうも足に違和感を覚えて診てもらうと、単刀直入に「歩き過ぎです」と先生の一言。「やはり」とうなずく私。中高年にありがちな、元気ゆえつい頑張り過ぎてしまうのだ。 適当という意味の「ほどほど」を勧められた。反省することしきり。年齢も考えずに鍛えようとして、あだとなった。それ以降「ま、いいか」と気持ちを切り替え、体と相談しながら適当な運動を心掛けようと肝に銘じる私でした。何事も中庸が大切なのだと気付かされた。 鹿屋市 中鶴裕子 2018/1/3 毎日新聞鹿児島版掲載 黒柱さん 2018-01-06 17:54:31 | はがき随筆 昨年11月にさつま狂句の選者・黒柱さんが旅立たれた。3年前にNHKでさつま狂句の公開添削があり、初めてお会いした。先生は「最終学歴は自動車学校です。英語教師でしので、英語で句を作れと言われます」とあいさつし、会場がドッと笑った。 濃い濃いと毛生え薬ゆば 振いかけっ NHKのさつま狂句で私の句を「この句、何だか私をモデルにしたのでは」と苦笑された。放送では笑顔で解説され、人間味のある唱(選者のオチ)も魅力があった。毎週楽しい放送をありがとうございました。 鹿児島市 田中健一郎 2018/1/3 毎日新聞鹿児島版掲載 春のおとずれ 2018-01-06 17:45:56 | はがき随筆 昨年11月半ば、娘の結婚が決まった。娘と結婚したいと彼より意思表示があり、お茶を飲みながら、本気度を確かめ、40年、50年と一緒に生活していくことなので、ぜひ幸せにしてくれるようお願いした。 その後両家の顔合わせ、食事会、結納と時間があわただしくすぎた。施設にお世話になっている、94歳の私の母に報告したところ、大変な喜びようだった。若い頃聞いた、小柳ルミ子の「春のおとずれ」という曲を思い出し、約30年前に結婚した自分と重ね合わせ、喜びがこみ上げてきた。今春の結婚式を心待ちにしている。 姶良市 栄福正二 2018/1/3 毎日新聞鹿児島版掲載 歯こそ人生の宝! 2018-01-06 17:38:52 | はがき随筆 80・20・オメデトウ! これ何? 80歳で自分の歯が20本健在ということで、毎年歯科医推薦で表彰されるという。 わがグラウンドゴルフ仲間のYさんが80・30、S女史が80・29で、姶良市からほめられた。素晴らしいことである。 健康の元は健全な食事、それには自前の強い歯・日ごろの心がけがさぞ素晴らしいのでしょう。我々80歳前後は戦中戦後の厳しい食糧難時代を生き抜いてきた。栄養足らずの中、健全な歯を維持してきた努力には頭が下がる。白く輝く自分の歯は何よりの宝! ちなみに小生、50で総入れ歯。 姶良市 宇都晃一 2018/1/1 毎日新聞鹿児島版掲載 罰ゲーム 2018-01-06 17:30:17 | はがき随筆 登山は登るよりも下る方が大変だと聞いたことがあります。人の一生もこれと同じでしょうか。老い坂を下るのはまことにしんどい。目、耳、鼻に始まり足の指まで、体の不具合を数え上げれば切りがありません。 そんな私が思案して気付いたことが一つあります。それは「鈍感」になること。体の不調や身の周りの気になること全てをやり過ごすことです。 はたして、体ばっかり大きくて超神経質の私にできるでしょうか。 小粒だけれど図太い神経のわがパートナーが師です。これって正に「罰ゲーム」? 霧島市 久野茂樹 201712/31 毎日新聞鹿児島版掲載 記事一覧 | 画像一覧 | フォロワー一覧 | フォトチャンネル一覧
中庸のすすめ 2018-01-06 18:03:12 | はがき随筆 過ぎたるは及ばざるがごとしとあるが、今回痛感させられた。健康目的のウオーキングで、どうも足に違和感を覚えて診てもらうと、単刀直入に「歩き過ぎです」と先生の一言。「やはり」とうなずく私。中高年にありがちな、元気ゆえつい頑張り過ぎてしまうのだ。 適当という意味の「ほどほど」を勧められた。反省することしきり。年齢も考えずに鍛えようとして、あだとなった。それ以降「ま、いいか」と気持ちを切り替え、体と相談しながら適当な運動を心掛けようと肝に銘じる私でした。何事も中庸が大切なのだと気付かされた。 鹿屋市 中鶴裕子 2018/1/3 毎日新聞鹿児島版掲載
黒柱さん 2018-01-06 17:54:31 | はがき随筆 昨年11月にさつま狂句の選者・黒柱さんが旅立たれた。3年前にNHKでさつま狂句の公開添削があり、初めてお会いした。先生は「最終学歴は自動車学校です。英語教師でしので、英語で句を作れと言われます」とあいさつし、会場がドッと笑った。 濃い濃いと毛生え薬ゆば 振いかけっ NHKのさつま狂句で私の句を「この句、何だか私をモデルにしたのでは」と苦笑された。放送では笑顔で解説され、人間味のある唱(選者のオチ)も魅力があった。毎週楽しい放送をありがとうございました。 鹿児島市 田中健一郎 2018/1/3 毎日新聞鹿児島版掲載
春のおとずれ 2018-01-06 17:45:56 | はがき随筆 昨年11月半ば、娘の結婚が決まった。娘と結婚したいと彼より意思表示があり、お茶を飲みながら、本気度を確かめ、40年、50年と一緒に生活していくことなので、ぜひ幸せにしてくれるようお願いした。 その後両家の顔合わせ、食事会、結納と時間があわただしくすぎた。施設にお世話になっている、94歳の私の母に報告したところ、大変な喜びようだった。若い頃聞いた、小柳ルミ子の「春のおとずれ」という曲を思い出し、約30年前に結婚した自分と重ね合わせ、喜びがこみ上げてきた。今春の結婚式を心待ちにしている。 姶良市 栄福正二 2018/1/3 毎日新聞鹿児島版掲載
歯こそ人生の宝! 2018-01-06 17:38:52 | はがき随筆 80・20・オメデトウ! これ何? 80歳で自分の歯が20本健在ということで、毎年歯科医推薦で表彰されるという。 わがグラウンドゴルフ仲間のYさんが80・30、S女史が80・29で、姶良市からほめられた。素晴らしいことである。 健康の元は健全な食事、それには自前の強い歯・日ごろの心がけがさぞ素晴らしいのでしょう。我々80歳前後は戦中戦後の厳しい食糧難時代を生き抜いてきた。栄養足らずの中、健全な歯を維持してきた努力には頭が下がる。白く輝く自分の歯は何よりの宝! ちなみに小生、50で総入れ歯。 姶良市 宇都晃一 2018/1/1 毎日新聞鹿児島版掲載
罰ゲーム 2018-01-06 17:30:17 | はがき随筆 登山は登るよりも下る方が大変だと聞いたことがあります。人の一生もこれと同じでしょうか。老い坂を下るのはまことにしんどい。目、耳、鼻に始まり足の指まで、体の不具合を数え上げれば切りがありません。 そんな私が思案して気付いたことが一つあります。それは「鈍感」になること。体の不調や身の周りの気になること全てをやり過ごすことです。 はたして、体ばっかり大きくて超神経質の私にできるでしょうか。 小粒だけれど図太い神経のわがパートナーが師です。これって正に「罰ゲーム」? 霧島市 久野茂樹 201712/31 毎日新聞鹿児島版掲載