同じ「かげ」と読む。どこが違うのか気になり字典を調べた。影は光が当たってうつる「かげ」、陰は光の当たらない裏側の「かげ」。良く手紙に書く「お蔭様で」を思い出した。大樹の陰とも書いてあった。朝のスタートに太陽の光を頂く。一日を無事に過ごしたら光の当たらぬ陰で休ませていただく。昔、「夜の間、神様が体の悪いところをなおしてくださる」と良く言っていたことを思い出す。大事なこと二つを同じ「かげ」と言うのが少しわかったようだ。二つとも忘れてはいけない。
熊本県八代市 相場和子(95) 2022.10.15 毎日新聞鹿児島版掲載
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