毎日ペンクラブ鹿児島・北薩地区の勉強会が出水市で開催された。
この地区は会員が一番多く、皆さん熱心で年に数回の勉強会を続けている。今回、初めて支局長も参加されるので、地区以外の会員にもお声が掛かった。
昨日は南国鹿児島でもマイナス3度の予報(>_<)。カイロを三つも用意して、早朝6時半に出発。鹿屋から、バス→フェリー→バスと乗り継ぎ、鹿児島中央駅に着いたのが8時半。鹿児島から出水までは新幹線で27分、アッと言う間に着いちゃった。やっぱり鹿屋は陸の孤島か……。
まず会員Kさんの案内で、ツル観察センターへ。昨日の羽数は12039羽と書かれていたが、広い場所があるのに餌の取り合いなのか、一ヵ所に集まって押し合いへし合いの様相…。優雅な姿で大空を飛ぶツルたちに、ゆっくり羽を休めさせてやりたいが、日本中に僅かに残る越冬地はどこも同じなのかなあ。この過密さで病気が発生したらと考えるとほんとうに怖い。
先日鹿屋でもマナヅルの幼鳥が1羽観察されたが、時々迷鳥が独りぼっちなることがある。北帰行には何処かの群れに加わって無事に帰って欲しいものだ。
ツル観察の後は、会場のホテルへ。参加者は12名。会員10名、一般2名。一般の方々がもっと参加して下さると嬉しいのだが、なかなか難しい。
4年ぶりに会えた会員もあり、食事しながら楽しい近況報告が続く。食事の後は合評会。最初は遠慮がちだった会員もどしどし意見が出る、最後は支局長の講評をいただき内容の濃い勉強会となった。沢山学んだけれど結論は書き続けること…。私にはそれが一番難しい。
ちょうどその日は、センバツ高校野球、出場校発表と重なり、有力候補の鹿児島工業高校の発表を待つ支局長は会員とゆっくり歓談ができず、お詫びの言葉を残してとんぼ返り。
私は、出水まで来てタダで帰る手はないと、FMラジオのインタビューをさせていただいた。お二人が快く出演してくださり、はるばる鹿屋から駆けつけて下さった、番組編集長O氏の協力で収録させていただく。
我が家に帰ったのは午後7時すぎ、やっぱり疲れました。