3人の子女に恵まれたわが家では毎年七段飾りのお雛さまを飾っていました。1人居になった今は小さな陶製の内裏雛と布製の三人官女をお盆に飾ることに。箱から出すのは「雨水」の日、そして長い間飾っておくのはよくないという言い伝えもあるようです。しまい遅れるとお嫁に行き遅れるということにようです。「お片付けのできない子は良いお嫁さんにはなれませんよ」という教えでしょうか。
今年は2月18日に飾り、ささやかながら、おもてなしをと思います。ともすると単調になりがちな老女の日々にメリハリがつくような気がするので。
鹿屋市 門倉キヨ子 2017/3/30 毎日新聞鹿児島版掲載
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