久しぶりに来た孫が玄関に入るなり「おばあちゃん、食べられる草があるよ」と言う。
2人の孫と昼食の後、近くの福祉館へ。輪投げ、ミニボウリングに楽しいひとときを過ごし、さらに公演でボールを蹴る。サッカークラブの効果か、今までのように蹴飛ばすだけでなく、止めて蹴る技が出る。
汗を流して爽快なまま家へ帰ると、再び「食べられる草」のことを言う。「どれなの」「ここにあるこれ」。え、教えてくれてありがとう。食べていいとは知らなかった。この花、ホトケノザっていうの、仏さまの座布団に似ているから─―。
鹿児島市 東郷久子 2017/5/2 毎日新聞鹿児島版掲載
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